≪空き家・空き地対策について≫

◆南野敬介議員

78ページ、成果説明書13ページ、空き家とか空き地の対策のことでございますけれども、平成24年度の市民とか自治会からの苦情件数とか把握されていますか。

また、平成25年度、今段階で、もしわかるんであれば、そちらのほうもお願いできますか。

◎環境政策課長

平成24年度の空き家、空き地の相談件数ですけれども、空き地のほうですけれども、相談件数が平成24年度は46件、空き家につきましては22件の相談件数がありました。平成25年8月末現在で、空き地につきましては30件、空き家につきましては3件の相談件数が入っております。

◆南野敬介議員

相談の対応ですけれども、空き地については40件、今年に入って30件ということですけれども、その空き地、空き家、それぞれの苦情に対して解決している数字があるなら、教えてもらえますか。

◎環境政策課長

平成24年度の空き地につきましてお答えさせていただきます。
まず、46件中30件が刈取り完了しております。5件が刈取り未実施、1件が所有者不明ということになっています。1件が指導中、あと9件につきましては、指導の必要性を認めずということになっております。

空き家につきましては、1件が改善勧告、7件が改善指導中、5件が建物を解体し、終了、これは完了しているということです。3件が相続人調査中、1件が修理し、終了。3件が指導の必要性を認めず。2件が市の説明に納得と。

◆南野敬介議員

空き地の場合は刈ったら解決していくと思うんですけれども、放っておいたら、また同じことの繰返しなんで、その辺の指導の方法というのはどのようにされているか、教えてもらえますか。

◎環境政策課長

草ですので、春に刈れば、当然夏過ぎて、今時分になったら、また伸びてきます。

近隣の方から、また伸びてきて、刈ってくれという相談が寄せられたときには、再度現地を確認しまして、そういう指導する草丈とか、害虫とか発生しているかどうかによって判断し、そこでもう一度指導したり、指導の必要性を認めずという判断をいたしております。

◆南野敬介議員

そうやって指導に乗ってくれるところは、大変ありがたいことですけれども、指導に乗らないところ、多々、南海貝塚駅周辺含めてありますよね。そいういったところに対する指導は、今、どのように考えているか、お答え願えますか。

◎環境政策課長

当然現地を確認し、指導の必要性が認められれば、口頭で適正に管理するように要請をしていきます。

◆南野敬介議員

それでも聞けへん違いますか。それで条例を去年つくって、指導・勧告、手続を粛々としていこうということになったと思うんですけれども、その条例を使って勧告とか弁護士に相談して、そこまで進めるという考えは、今のところないんですか。

◎環境政策課長

当然今、条例ができまして、それに伴うルールづくり、マニュアルづくりということで、再三言われているわけで、現在作成しており、まだ完成ではないんですけれども、課では一定まとまってきております。

その中で、勧告に至る判断基準とか、設けていきまして、それに引っかかれば、当然勧告等指導をしていきたいと考えております。

◆南野敬介議員

いつまで検討するの。

◎環境政策課長

10月中にはできると考えております。

◆南野敬介議員

10月中にできて、どんな内容になるかは、また説明してもらえるとは思うんですけれども、粛々とそういった空き地または家も本当にひどい状況がありますので、対応していくということでよろしいんですか。

◎都市整備部長

空き家、空き地につきましては、一昨年、議会からのご指摘ございまして、条例化できました。俗に言う空き家空き地条例につきましては、強制執行まで視野に入れた形の条例と認識をしております。

ですから、現在、週1回、弁護士の先生も来ていただいていますので、その事案に合わせた形の対応を、今後は、ポイント制も導入する中でやっていきたいと考えております。

≪住居表示について≫

◆南野敬介議員

202ページ、住居表示整備事業。我が会派、この件については全力で取り組んでいくということもありますので、あえて質問させていただきます。平成24年度、できたら平成25年度ぐらいまでの、今答えられる範囲で結構ですので、進捗状況を教えていただけますか。

◎都市計画課長

実施対象予定地区、これ4地区ございます、うち、3町会に改めて今年度ご協力のお願いをいたしたところでございます。順次、役員会あるいは隣組組長会議等々での説明等を、ご協力が得られるように働きかけてまいりたいと考えております。

また、昨年度より協議を継続しております東貝塚駅周辺地区、半田地内の1地区になりますけれども、今後、実施地区内住民を対象に説明会を開催する予定としております。平成26年11月の住居表示の実施を目途に現在作業を進めております。

◆南野敬介議員

平成24年度と平成25年度で、平成24年度からプラス3地区ということで理解したらいいんですか。

◎都市計画課長

平成24年度につきましては、その3地区に対してはこちらからの働きかけは行ってはおりません。

◆南野敬介議員

平成24年度、2地区か3地区かして、平成25年度、プラス3地区ということで理解したらいいんですか。

◎都市計画課長

平成24年度に3地区、平成25年度に新たに3地区ということでございます。

◆南野敬介議員

差し支えなかったらどこか言えますか。

◎都市計画課長

平成24年度につきましては、現在実施に向けて話を進めております半田地区、それと東地区、それと清名台地区でございます。平成25年度から平成26年度にかけてでございますが、これは実施対象地区となっております南海貝塚駅周辺の3地区でございます。

◆南野敬介議員

平成24年度からずっと継続しているところはそれでずっと粛々と手続、地元でもいろいろあると思うからなかなか進まない部分と進むところはあると思うんですけれども、平成25年にかけて新たにしたところの反応といいますか、それもしわかるんであれば。

◎都市計画課長

平成25年度、新たにお声がけさせていただいた部分につきましては、従前、継続的に住居表示に取り組んでまいりました時期、昭和40年、50年、60年でございますが、その時期に一度市といたしましても実施するということで地元に投げかけさせていただいております。

しかしながら、境界等の問題がありまして、その時点では実施できなかったのが事実でございます。当然、境界等の話合いにつきましては今後の課題として残るわけでございますが、まずは制度自身がどういうものであるかという説明、それをまず今現在している状況でございます。

◆南野敬介議員

新たに、去年からも含めてですけれども、進んでいるのが、東貝塚駅周辺というのは聞いています。

そのほかの地域については、基本的に住民主体でするというイメージとられている方が結構多いんです。

それと、今回新たに平成25年度で説明されたところから聞き及んでくるところについては、自分達に丸投げされたというイメージを持っている。

それは、説明の仕方、解釈の仕方はいろいろあると思うんですけれども。本来、住居表示は住民からの声でじゃなく、僕は市役所の施策、市役所の方針としてやるべきと思うんですけれども、その辺、どう考えていますか。

◎都市政策部長

住居表示は市民の利便性を高めるということで、市街地の形成が整った地域については実施をしていく必要があるだろうと。

平成24年度、平成25年度でいろんな対象地区について地元説明会なりそういった行動を起こしております。

ただ、住居表示の実施に際しては、やはり地元の方にもいろいろご理解とご協力が不可欠ということで、こういった点について市と地域地元が一体した取組みということで、以前に住居表示については市が主体性を持って取り組むべきというご意見、ご指摘もいただいてございますので、当然、精力的に市が取り組んでいくということにはなりますけれども、やはり地元との協議なりいろいろな整理点が多うございますので、こういった点につきましては地元と一体とした協議が必要と考えてございます。

◆南野敬介議員

地元の協議、もちろんそのとおりと思います。例えば地元で反対されても僕はこれ進めるべきと思うんです。

うちの会派のメンバー絶えず言うんですけれども、恐らく住居表示しようがしまいが住んでいる人は余り影響ないんです。

旧番であろうが、隣に誰住んでいるとか、隣組に誰がいるとかは、多分町会役員に聞いたらわかるというので、ふだん住んでいる生活の中では恐らくほとんど住居表示しようがしまいが影響ないと思います。

ただ、いざ災害とか救急車を依頼したときとか、火事が起こったときに、やはり住居表示が役に立つと、命を守る取組みと僕は思っているんです。

市役所に来る途中でお巡りさん2人とすれ違ったんですけれども、お巡りさん2人、地図広げて場所探して、旧番地のところで。現場に急ぐお巡りさんが多分探しているから、場所を知らないお巡りさんが悪いとえばそれまでですけれども、そういった事例をずっと見る。

僕も別のことで、今こんな事例があるから来てほしいと住所言ったら、目印言うて旧番言ったけれども、住居表示できていたら一発で来る。緊急を要することでも。

だから、そういった意味では、住んでいる人の日常生活では旧番であろうが住居表示されていようがこれはほとんど影響はないけれども、いざというときにやはりこれは必要となるので、これは住民の反対があろうが僕は市の施策として積極的に推進すべき。反対もあるとは思うんですけれども、その辺、もう一度お答えいただけますか。

◎都市政策部長

警察の方がおうちを探すにつけてなかなかわかりづらいということも当然ありましょうし、災害でも、例えば救急車の搬送にしても、住居表示をしていれば迅速にスムーズに的確な対応ができるということも当然あろうかと思います。

進めていく上では、理解の上で進めていきたいと考えてございまして、これは一緒に協議をするんですけれども、反対をされてもということですが、住居表示の意義・趣旨、そして住居表示のメリットをいろんな面でこちらからも説明をしましてこれは理解は得ていきたいと、やはり一体となって市としては当然積極的に関与すべきと考えてございます。

◆南野敬介議員

そういったことで進めてほしいと思うんですけれども、やっぱりもっと、この平成24年度の決算でいえば30万円ぐらいしかない。多分、30万円のうち19万円、この消耗品でしか使っていない、この平成24年度。説得しに行くのにお金要らないから、それぐらいの予算しか立てていないんやろうとは思うんですけれども、こういったところでも、積極的にエリアを広げていくためにどうしたらいいかということも含めて僕は今後検討して、予算組みも含めて、していかないとと思いますので、その辺、最後どうお考えか。

◎副市長

今の委員さんの意見を考え、もう一度、一からこの対策を練っていきたいと思います。