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△議案第37号令和3年度貝塚市一般会計補正予算(第5号)の件中、第1条歳出第2款総務費、第8款土木費、歳入の全部及び第2条
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第1条歳出第2款総務費
◆南野敬介
 一つ教えていただきたいのですが、総務費の中でブランディング・シティプロモーション事業ということで、2,700万円ほど計上されています。

 まず、この事業について少し説明いただけますでしょうか。

 

◎政策推進課長

本事業は国の地方創生推進交付金の事業として実施するものでございます。

恋人の聖地を有する全国の18市町村が広域連携により、「恋人の聖地」広域市町村連携によるデジタル・シティプロモーション事業を本市が代表となりまして、地方創生推進交付金事業に共同申請を行いました。この3月に採択されましたので、その一環として実施するものでございます。

事業の中身につきましては、まず18市町村が共同でプラットフォームを構築し、全国やアジアに向けて各市町村の魅力を発信してまいります。

また、この18市町村がそれぞれの地域で魅力を向上させる地域ブランディングなどのシティプロモーション事業を実施し、全国に誇れる魅力の創設を行う内容となっております。

令和3年度から令和7年度の5年間の地方創生事業として採択された事業となっている次第です。

少し本市の地域ブランディング事業を説明させていただきますと、この枠組みの中で本市につきましては、恋人の聖地水間寺愛染堂周辺を核として本市のまち・ひと・しごと創生総合戦略に基づき、女性や若年層の来訪者をターゲットにした事業を計画してまいります。

観光周遊や集客に必要なカフェやお土産店などの店舗誘致と開業運営支援を行い、また市内の店舗につきましても要望に応じて商品のブランディングなどの支援を行います。

また、水間街道や水間公園などの恋人の聖地周辺地域の整備構想の調査・検討も行ってまいります。

さらに、地域住民と今共同で実施しております、すいてつ沿線魅力はっしん委員会の貝塚みずま春フェスタ等の事業も連携強化してまいります。

これらの事業をメインといたしまして、ここから貝塚市全体のシティプロモーションに発展させてまいりたいと思っています。

その内容につきましては、ドローン・クリケットフィールドのドローンレースの誘致や観光大使、つげさんの更なる活用、本市のシティプロモーション動画などの作成を検討してまいります。

 

◆南野敬介

 ありがとうございます。山手のあの水間寺愛染堂を中心に魅力を発信するということでいろいろやっていくということなのですが、ここでは地元の協力なども不可欠、今、店舗誘致とかいう話がありましたし、若者、女性をターゲットにしたというふうなこともありました。そういった面では地元の協力は不可欠かなと思いますので、その辺今後どのように進めて行くのか、もう一度もう少しお聞かせいただけますか。

 

◎政策推進課長

南野委員ご指摘のとおり、外から誘致してくるだけではなくて、地元店舗の協力とか、ここのお店の更なる魅力化というのも必要になってくると考えておりまして、地元のすでにある店舗の商品やそういったもののブランディング、それから運営に困っている事業者の方とかもございましたら、専門の事業者がいろいろアドバイスをしていくような事業も考えております。

 

◆南野敬介

 そういった意味でこのアドバイザーの謝礼というのが出てくると思うのですが、このアドバイザーというのは地元との調整役とかそういったことで配置していこうと思っているのか、もっと市全体的にシティプロモーションをするためにやろうとしているのか、また具体的にどのような方にお願いしようと、どのような方というか固有名詞ではなく、どんな方を登用しようとしているのかをお聞かせいただけますか。

 

◎政策推進課長

このアドバイザーの謝礼といいますのは、本市の政策アドバイザーの藤岡比左志さんにお願いしようと思っておりまして、こちらのほうは市全体の計画のアドバイザーとしてお願いしようと思っています。

南野委員ご指摘の地域の人との調整とか支援とかそういったことにつきましては、プロポーザルで専門の事業者を募集しまして、その事業者にお願いするとともに市と共同で実施していきたいと考えております。

 

◆南野敬介

 今、専門の事業者を募集する、その目処といいますかその時期、スケジュール的なことがもし分かりましたら教えてください。

 

◎政策推進課長

プロポーザルの時期ですが、7月中旬ぐらいから募集をかけようと考えております。

実際業務開始につきましては、9月頭もしくは10月頭から事業、計画、策定を実施していきたいと考えております。

 

◆南野敬介

 その事業とかいろいろ決まりましたら何らかの形でその情報を、こんなことをしますよというのは我々や市民などに発信していただくことは可能ですか。

 

◎政策推進課長

ホームページ等でこの情報というのは積極的に発信していきたいと考えております。

 

 

 

第8款土木費
◆南野敬介

 土木費、水間鉄道の軌道安全輸送設備等整備事業ということで3,500万円計上されてます。この事業について鉄道のどの部分に使われる予定があるのでしょうか。

 

◎都市計画課長

今年度の工事内容につきましては、架線の自動張力調整装置の更新、踏切遮断機の交換、森駅から三ケ山口駅間のバラスト及び枕木の交換とレール交換でございます。

 

◆南野敬介

 昨日のところでもコミュニティバスが新型コロナウイルス感染症の関係で大分乗客が減ったからというので、国の歳入でもあったと思うのですが新型コロナウイルス感染症の交付金で対応すると答えていたと思うのですが、これもある面、新型コロナウイルス感染症対策で去年も急遽補正予算を組んだということもありましたし、そういうふうな位置づけでされるということなのか、もともとの予定から、これでいってと思っていたのか、その辺だけお聞かせいただけますか。

 

◎都市計画課長

今回は運輸収入を補てんするという意味合いでの補助ではなく、安全輸送設備、整備に必要な事業の補助としております。

しかしながら、実際のところ新型コロナウイルス感染症によります運輸収入減によりまして、安全に対する設備投資が困難な状況になっているところでありますので、昨年同様、水間鉄道株式会社が負担いたします3分の1相当額を補助するということにしております。

また今回、軌道破壊に至る可能性があります設備整備が緊急的に必要となりましたことから、それも併せて補助をすることになっております。