《災害対応特殊救急自動車を取得する件について》

◆南野敬介委員 

 災害対応特殊救急自動車の更新ということですけども、この災害対応というのは去年もあったと思うんですけども、あれと同様の救急車が新たに入るということで考えてよろしいのでしょうか。

 

◎消防警備課長

昨年度購入の救急車と同等の救急車になります。ただ災害対応ということで、緊急消防援助隊の仕様になってまいますので、名前的には災害対応特殊救急自動車ということになっております。

 

◆南野敬介委員 

その災害対策というところで言ったら、どういった役割を担うことができるのかということを教えていただけますか。

 

◎消防警備課長

緊急消防援助隊に登録している救急車になります。資機材等の内容的には、従前の救急車と一緒になっております。

 

◆南野敬介委員 

要は、災害が起こったら大阪府とか色々な所からの要請に対応するような救急車ということで、登録しているという、大阪府とかどこかに登録することになるんですかね、そういったことで理解してよろしいですか。

 

◎消防警備課長

南野委員のおっしゃる通りでございます。

 

◆南野敬介委員 

おそらく古くなって更新するということになると思うんですけども、今度、古くなり手放す救急車というのはどういうふうな扱いになるんですか。

 

◎消防警備課長

古くなった救急車については、廃棄ということになっております。

 

◆南野敬介委員 

廃棄なんですよね。車自体は多分10年ぐらいだと思うので、それを廃棄して何か再利用とかで、変な話、大きなお金なんで、売却して、例えば日本国内で売れるかどうかわからないけども、それで利益を得るという発想にはならないんでしょうかね。

 

◎消防警備課長

現状考えてはおりません。

 

◆南野敬介委員 

考えてないというか、大体1,900万円とか2,000万円弱前後ぐらいの救急車が、多分10年ごとぐらいに更新やっているんかなというふうに思うんですけども、車自体は今の日本の車の性能から言ったら、10年で廃棄なんて言ったら非常にもったいない話で、その特殊な車だからって言われたらそれまでかもわからへんけども、なんか非常にもったいない感があるんです。

その辺について、今後やはり考えた方がいいんちゃうかなと思うのですが、いかがでしょうか。

 

◎消防次長

確かに南野委員がおっしゃる通り、年数的には通常の我々の所有するような自家用車に比べると早期の更新サイクルとなっております。

ただ、中身的にはやはり20万キロメーター前後まで使用するというような形になっておるのと、あと一つは確かに他市の事例とかオークションとか、そういったものも事例ではあるんですが、我々が受けている国からの通知によりますと以前、救急車が転売されて、街宣車のような形で使われたとかいうような形がありまして、基本的には、廃車をする時点で永久登録抹消を行いなさいという通知もございますので、貝塚市におきましては、その通知に基づきまして、廃棄する車両につきましては永久登録抹消という形で、ただ単に廃車するわけではなくて、そういう形で処分をさせていただいているというところでございます。

 

◆南野敬介委員 

そういった通知があるんでしたら仕方がないんですけども、正直車両を10年で手放すっていうことは非常にもったいないので、どんなことができるかね、僕も今すぐ分からないんですけども、そういった意味では、財産だと思いますので、後の廃棄がいいのか、転売も含めて、可能なのかというのは、追求すべきやなというふうに思うんですけど、その辺考えていただくことは可能でしょうか。

 

◎消防長

南野委員おっしゃる通り、大切な財産でございますので、市民の安全安心を守っていくためにもできる限りの活用方法を考えて、利用活用してまいりたいと考えております。

 

 

《字の区域の変更及び町を新設する件について》

◆南野敬介委員 

住居表示につきましては、我々新政クラブがずっと取り組んできた課題でもありますし、ずっと言い続けてますので、ここでも質問させていただきます。

この海塚2丁目はもうこれで議題が上がって、粛々と、淡々と進めていくとは思うんですけども、この海塚2丁目の後の計画というか、予定が決まっていれば教えていただけないですか。

 

◎用地課長

海塚2丁目の後につきましては、来年度令和7年度に堤の実施をする予定をしています。

 

◆南野敬介委員 

令和7年に堤ということは、来年いろいろ調査とか説明とかやって、堤に入るということで前々から堤やるというのが聞きしていたんですけど、そのことでその認識で間違いないでしょうか。

 

◎用地課長

南野委員おっしゃる通り、令和7年度より堤の実施に向けて進めて、実施日については、令和8年度の実施を予定しています。

 

◆南野敬介委員 

令和8年実施になるんですか。今年は令和6年で、おそらく海塚2丁目なんかでも多分2年スパンでやってたと思うんですけど、3年スパンになるんですか。

 

◎用地課長

失礼しました。今年度より基礎調査に入りまして、来年度令和7年度に実施の予定となっております。

 

◆南野敬介委員 

令和7年度でいいんですよね。さっきと答えが違ったので、もう一度確認だけ。令和7年度でよろしいですか。

 

◎用地課長

失礼しました。令和7年度で間違いありません。

 

◆南野敬介委員 

堤が終わった後の計画について、今のお考えをお聞かせください。

 

◎用地課長

堤の後につきましては、久保の地区の4丁目5丁目の方を進めていきたいと考えております。

 

◆南野敬介委員 

例えばね、その久保なんかで言うと、ずっと続けてきてるからこれは間を空ける必要があったのかと思うんですけども、久保が今1丁目、2丁目、3丁目まで行ったんだっけかな。3丁目と4丁目、5丁目で開く理由は、何かあるんですか。

 

◎用地課長

久保の3丁目と4丁目の間につきましては、小瀬だったり半田だったりと町会の区域だったりとか、字の区域が入り組んでいまして、その辺の調整がまだできていないところで、来年度から調整の方も進めていきたいと思っております。

 

◆南野敬介委員 

そうですよね。住居表示の必要性というのはそういった字が入り組んでるとか、そういったところを整理するというのが大きな目的だというふうに思うんです。

我々が、なぜこれを取り組んだかと言ったら、今はもうグーグルなんかである程度はわかるんですが、それでもやはりなかなか見つけることのできない住所があるということです。

以前、僕らが質問あったときに、消防の方ではそんなことはほぼもう、システムができてるから、旧の番地で言われてもわかりますよという返事だったんですけども、例えば110番、警察官を呼ばないといけないとき旧の番地やったらね、目印を言わないと到着しないというふうなところがあったんですよね。僕は地元が東なので、東の何番地と言って110番しても、もう多分警察も入れ替わりが激しいから、わからへんっていうのが現実なんですよね。

そうすると、目印どこですか、円光寺というお寺があって、貝塚市立東共同浴場ときわ湯があって、その裏側です。というと、分かりましたすぐに行きますという手間がすごくかかるので、この住居表示も進めなあかんなという思いで十数年間続けてきているということです。

今後におきましては、貝塚市の住居表示について、どのように進めていくかという、その基本姿勢をどのように考えてるかお聞かせください。

 

◎用地課長

住居表示事業につきましては、地域にお住まいの住民の方に手続き等で多大なご負担かける事業になっておりますので、進め方につきましては、町会だったり住民の方と協議して、理解を得ながら進めているところでございますので、今後につきましても、慎重に丁寧に事業を説明しながら進めていきたいと考えております。

 

◆南野敬介委員 

僕が聞きたかったのは、市としてはこれからもずっと続けていくんかどうかという単純な答えでいいんで、これから時間かかるかもわからんけども進めていくんかどうかというのをお聞きしたいんです。

 

◎用地課長

あとまだ議決を取ってるところにつきましても、東地区なども残っておりますので、今後につきましても、住民等と協議しながら進めていきたいと考えております。

 

◆南野敬介委員 

もっと単純に、やり続けるか、続けないのかそれだけでいいから答えてよ。

そうしたら、副市長でも部長でも答えてよ。住居表示をやり続けるのか、それを単純に聞きたいねん。そしたら、もう副市長答えたって。

 

◎副市長

住居表示につきましては、住民の皆さんにもだいぶご負担かけるところもございますけれども、十分協議しながらですね、今後も進めていきたいというふうに考えています。

 

《公共交通活性化再生総合事業について》

◆南野敬介委員 

土木費の公共交通活性化再生総合事業が902万6,000円ということになっているこの事業について、ご説明いただきたいと思います。

 

◎都市整備部次長兼都市計画課長

今回の補正につきましては、は~もに~ばすの黄バスエリアでのデマンド交通と水間鉄道石才駅とJR東貝塚駅を結ぶルート及びJR東貝塚駅と市立貝塚病院を結び、水間鉄道石才駅、市役所、南海貝塚駅を経由するルートの二つのルートで定時定路線バスの実証運行を実施しようとするものです。

 

◆南野敬介委員 

デマンドという言葉が出たのでお聞きしたいんですけども、その実証をする時期、それとデマンドの仕方、その辺についても教えてください。

 

◎都市整備部次長兼都市計画課長

時期といたしましては、令和7年1月から1年間ということで今予定させていただいております。

そのうち今回の補正予算の中では、今年度の令和7年1月から3か月間の費用を上げさせていただいております。

 

◆南野敬介委員 

3か月間でこれっていうことは、そしたら来年のことを言ったら鬼が笑うんですけど、来年度予算には4倍分の予算が計上されてやるということで理解してよろしいですか。

 

◎都市整備部次長兼都市計画課長

初期費用が今回入っておりますので、その分につきましては2回目でかかることはございません。それと、今年が3か月で来年度が9か月になりますので、今年度のほぼ3倍分ということですかね。

 

◆南野敬介委員 

その実証は1年間で実験か、いろんな調査してやるということで考えたらよろしいですか。

 

◎都市整備部次長兼都市計画課長

今のところそういうふうに考えております。

 

◆南野敬介委員 

たらればの話になってしまったらいけないかもわからないんですけども、そういったことで石才駅を中心にJR東貝塚駅とか市立貝塚病院とか、いろいろ結ぶためのコミュニティバスが新たに生まれるということだとは思うんです。

それでどんだけ利便性があがるかということは、やはり見ないといけないとは思いますけども、水間鉄道を含めて、やはり貝塚市内の重要な交通手段の一つだというふうに思うんで、安易に廃止やとかいうことにならないように市民への喚起も含めてしないといけないかなというふうに僕自身はそう思ってるんですけども、市の考え方をお示しください。

 

◎都市整備部次長兼都市計画課長

そうですね、続けてやめて続けてやめてというわけにいかないと思いますので、まず一度やってみて皆さんの意見をいろいろ教えていただいてる中で、どういうふうに進めるか考えていきたいというふうに思っております。

 

◆南野敬介委員 

今までいろいろ取り組んでいただいている水間鉄道にも協力をもちろんいただかなければならないと思うんですが、その辺ちゃんと連携取れていますか。

 

◎都市整備部次長兼都市計画課長

その通り、取れております。

 

《地理情報システム更新事業について》

◆南野敬介委員 

ありがとうございます。引き続き、そこもお願いしたいと思っています。

続いて、地理情報システム更新事業として4,828万9,000円計上されています。これについてもご説明いただきたいと思います。

 

◎まちづくり課長

この事業につきましては、既に導入済みであります地理情報システム、地図情報システムとも言いますけれども、これの機能がですね令和6年度中にメーカーのサーバーでの保守が切れてしまうということとですね、公開型として一般市民や業者の方が利用できやすいものへということで、システムの構築を行っていく予定をしております。

また、利用料についても計上させていただいているところでございます。

 

◆南野敬介委員 

これぐらいかかるのが普通やって言われたらそれまでなんやけど、このシステムがあることによって、市民や職員も含めて、こんなメリットがあるねんということがあれば教えていただきたいです。

 

◎まちづくり課長

職員については、今、各課の方に地図情報とかっていうのを仕事で調べに行ったりとかするんですけれどもそれが自席で調べることができまして、他には今サーバーが重たい状態であれば使用できないとか制限がかかるんですけれども、そういうこともなく全職員がというか、対象職員がですね、利用する下水道とか道路とか移動せずにですね、自席から調査ができると。

そういう形で利用できるのと、あとは市民の方もWebからですね、検索いただいて、役所の方に来ていただかなくてもですね、情報を知ることもできるというふうに考えております。

 

◆南野敬介委員 

案外、その市民の皆さんが、自宅のパソコンからこういったことを調べられるのは知らんと思うんですよね。

そういった便利になっていますよというのは、これからもどんどんやっぱりホームページなんかでも啓発、インターネット上でできることっていうのをお示ししないといけないと思うんですけども、その辺ここだけじゃなしに、インターネット上で何ができるんか、これは今ここで聞いているかどうかわからへんけども、そういうのはまとめてやるべきだと思うんですけど、その辺考え方はどうなんですかね。答えにくいか。

 

◎総務部長

今、国におきましてDXデジタルトランスフォーメーションの推進ということで取り組んでます。本市におきましても、デジタル化を進めて、より事務が効率よく、または正確性を増して進められるように取り組んでいきたいと思っております。

それが進む中で市民にもその恩恵というか、利便性が享受できるようにPR、広報に努めていきたいというふうに考えてございます。