《庁舎駐車場使用料について》

◆南野敬介委員

 14ページの庁舎駐車場使用料についてお聞きします。115万461円収入があるんですが、これ4時間オーバーで入った収入というふうに思うんですが、その傾向といいますか、夜間が多いんやとか、土日が多いんやとかというふうな傾向は、多分あの機械で管理しているから分かると思うので、その辺教えていただけますか。

 

◎総務課長

令和5年度におけます駐車場の徴収実績でございますが、有料化を開始した6月から翌3月までの数字としまして、総額が83万2,200円、月平均が8万3,220円となってございます。

南野委員おっしゃるように、市役所開庁時間帯については無料時間帯が4時間ございますので、そちらでの収入ではなかなか見込めないような状況でございまして、夜間でありますとか、そういったところでの収入が主な収入というふうに考えてございます。

 

◆南野敬介委員

昼間は、そしたらもう大体4時間以内になっているんかなと思うが、各庁舎、コスモスシアター、保健センターもあるんかな、その4時間超えたら、体育館とか、チェッカーというんですか、それの利用頻度というか、もし分かれば教えていただけますか。

 

◎総務課長

大変申し訳ないですが、利用頻度までは把握はしておらないんですが、市民の方にも周知が広まっておりまして、ほぼ庁舎を利用している、施設を利用している方についてはテナントチェッカーを利用しているものというふうには考えてございます。

 

◆南野敬介委員

それって機械やから、何か何件あるとかいう計算をできるような機械になっていないのか。もうただ機械だけで、そういうデータを取るような機械になっていないのか。

 

◎総務課長

入庫台数と、うち精算をした台数という数は出ておりまして、令和5年度の入庫の総台数が26万6,445台ございまして、そのうち精算を行った台数というのが2,253台ということになっておりますので、1%に満たない分で精算をされているというような状況でございます。

 

◆南野敬介委員

いや、そんなことを聞いているんじゃなくて、4時間オーバーで、利用者で、各施設にあるチェッカーみたいなのを受けたのは何台かは把握できひんのかと聞いている。

今の機械ではできないんですかと聞いているんです。

 

◎総務課長

現状、テナントチェッカーを通した件数というのは、申し訳ございません、ちょっと把握をしていないという状況で、把握をできるかどうかというのはちょっと確認はしてまいりたいと考えております。

 

◆南野敬介委員

是非それができるかどうか確認やってください。

というのは、4時間超えて、利用者の方、公民館やとかいろんなコスモシアターとか、どれぐらいおるかによって今後この駐車場管理というのは大きく変わってくると思うんです。

何でかいうたら、この4時間というのがええんかどうかちょっと疑問に思っていまして、4時間いうたら例えば、ぱっと来て4時間、周りで、役所に関係ない人が4時間止められるからいうて来てどこか行ってまた帰ってきてやるという人もおったら、ほんまの利用者に、日中なんかでも混んでるときやったら満タンになりますやんか。

だから、そこはチェッカーを利用する癖がついているんやったら、例えば2時間にやったってそれほど影響はないように思うんですよ。よその何かいろんな公共施設とか、そういったスーパーやとか、普通に2時間以内、4時間なんかないんですよね。

それは収入という面も含めて、不正利用じゃないですが、お金取るんやから止めてええやんというふうな理屈は成り立つと思うんで、この4時間のよしあしも含めて、そんなことを検討する材料が欲しいかな、要るかなというふうに思ったんで、こういうふうに聞かせてもらっているんです。

今の段階で、4時間が妥当やと絶対言うと思うんですが、今後この時間の在り方について検討すべきやと思うんですが、その辺はいかがお考えでしょうか。

 

◎総務課長

駐車場の4時間無料につきましては、コスモシアターや公民館、体育館等の各施設の利用状況を勘案しまして、庁内の検討委員会において決定したものでございます。

駐車場の有料化につきましては、収益を目的としたものではなく、あくまで適正な駐車場の管理を目的として実施をしておりますので、4時間の初期無料時間については適切であると現状考えているんですが、今後も適正な駐車場管理の観点から、必要に応じて施設管理者への聞き取りを行うなど、検証に努めてまいりたいと考えております。

 

◆南野敬介委員

そのためにも、その機械を使ったのがどれぐらいあるかという把握は絶対必要やと思うんです。

それと、そのほか料金払っているのが夜間がほんまに何件あって、土日が何件あってとかいうのを数字で見ないと多分検討の材料にならないと思うんで、その辺、今後それ把握できる方策があるんかも含めて回答お願いします。

 

◎総務課長

維持管理事業者にも早速確認しまして、そういった方策、資料等がございましたら検証の材料に使用していきたいというふうに考えてございます。

 

《安全運転管理者等法定講習について》

◆南野敬介委員

39ページの安全運転管理者等法定講習の件です。ほぼと言っていいほど、毎定例会何か交通事故で示談をするというふうな報告があるというふうに思います。

決して事故を起こそうと思ってやっていないことは重々分かっていますが、これだけやっぱり多いということは、ここ何年間はずっとこの手の講習でやっているというふうに思うんですが、ずっと同じことをやっていても多分変われへんやろなというふうに思うんで、この方法を続けるべきなんか、また別のことで交通事故を減らす事業をすべきじゃないかとちょっと考えたりもしています。その辺、今後の考え方はいかがなんでしょうか。

 

◎人事課長

この講習につきましては、道路交通法での法定講習ということになっておりますので、これは毎年安全運転管理者、副安全運転管理者、これはもう必ず受けないといけないということになっています。

毎年、公用車事故の防止委員会、小委員会というのも持っておりまして、庁内で持っておりますので、そこでも事故の防止についての検討というのを行っております。

管理者、副安全管理者、それらが講習で学んできたことをそういった委員会を通じて、また職員のほうにも周知啓発していきたいというふうに考えております。

 

◆南野敬介委員

非常に難しい取組の一つ違うんかなとは思うし、事故はもう防ぎようがない事故も必ずありますからと思うんですが、ちょっとあまりにも多過ぎるような気がしていて、何か今までやってきたことよりもより何かステップアップされた取組が必要ちゃうかなというふうに思っています。

今おっしゃっていました委員会で受けたことを課に戻すと、各職員に戻すということやったんですが、その方法で今まで多分やってきたんやろなというふうには思うんで、その方法でやってきてこれだけ事故が続いているということはやっぱり何か別のこともせなあかんちゃうかなと思うんですが、その辺、何が正解とかは分かりませんよ、何が正解か分かりませんが、その辺、今後いろいろ他市の状況とかも含めて検討したほうがええんちゃうんかなとは思うんですが、その辺の考えはいかがですか。

 

◎人事課長

交通事故を起こした職員につきましては、個々に再発防止のそういった講習も受講するようにしております。

今南野委員おっしゃるように、他市がどういった取組をしているのかというところについては、今後検討していきたいというふうに考えております。

 

《広報紙等作成発行事業について》

◆南野敬介委員

続いて、40ページの広報紙等作成発行事業で、先ほど中川委員から質問あったんですが、回答の中で、アンケートに答えてタブロイド判がいいというふうな回答があったと思うんですが、あれたしか僕が議長のときに事前に説明があったときに、この聞き方やったら絶対タブロイド判になるでというふうに指摘させてもらった。

というのは、ちょっとうろ覚えで申し訳ない、たしかA4にやったら重たくなりますよ、値段が上がりますよというのがどこかに書いていたんや。

こんなこと書いたら絶対そっち側を選ぶでというふうに指摘させてもらったと思うんですが、結果そない重たくなる、値段上がりますいうたらそれはなるわな。

たしか、そんなアンケートちゃうかったっけ。僕それで指摘させてもらったような記憶があるんですが、その辺まずそうちゃうかったかというのを確認したいんやけど、どうでしたか。

 

◎総合政策部長

私も記憶の範囲ではございますが、例えば重くなるでありますとか、事実としての部分は注記させていただいたというような記憶がございます。

 

◆南野敬介委員

たしか僕もそうやったと思うんです。事実やから書くと言うたんやけど、そんなこと書いたら絶対タブロイドを選ぶの決まってるがなというふうに指摘もさせてもらったんです。

案の定、そういった数字が出てきたということなんですが、今実際、現場で広報紙やとか、いろんな市からの案内とか配るのは各自治会なんですよね。

基本ベースは、ほかの案内は全部A4なんですよね、回覧板とか警察から来るやつとか。B4使ってるのは学校とか、それぐらいやと思います。

基本ベースがA4になっていて、そこにタブロイド判が一つあることによって、やはり運搬の不備やとか仕分のしにくいやとかいう問題は出てくるのは事実です。

さっき、中川委員が言うたように、他の自治体やったらA4のほうが見やすいし、記事も多くなるしとかいうふうなことがあるんですが、さっきのアンケートの結果でというんであれば、僕はそれは指摘せざるを得んなと。

そのときも指摘しましたよね、絶対こんな結果出ますよというふうに思うので、そこはもう一度本当に世間の流れというかを見て検討しなければならないんちゃうんかなと思うんですが、その辺、今後の考えをお聞かせください。

 

◎魅力づくり推進課長

広報紙のA4化、先ほどアンケートのようなそういうふうなこともあるんですが、現状、今広報紙の1部当たりの単価が15.10円ということなんですが、これをA4にしますと倍の32ページとしても大幅に28円ぐらいまで--実際もうちょっと入札とかかければ下がるかもしれないんですが、今現在大きな金額の差が生じているという状況もございます。

そういったこともあって、今現在、広報紙のタブロイド判ですとめくるページが少ないというあたりでは非常に有用な部分もあると思っておりまして、現時点においてはタブロイド判を採用しているという状況でございます。

 

◆南野敬介委員

いやそれは多分、A4版にせえへん理屈を考えてのことやと僕はそう受けるんです。

ほんまに伝えたいこととか、広報とかホームページとかというんであれば、広報はもっと見やすい、あんな大きいところよりも小さくコンパクトにまとめているほうが見やすいに決まっているから。ページ数は多うなるよ。そこで単価が上がったところで、ええやんと逆に思うんですよ。それで情報発信できるんやったらええやんと僕は普通に考えてしまうんです。それが市民の利益になるんやったら。そこでお金使おうよと。そこで議会反対しますか、それが上がることによって。それが、その分だけが丸々赤字になるんやて言うんやったら、それはまた話は別やけども、今の財政状況を考えたときに、それを上げるから言うて反対なんかしませんやんか。情報発信する一番大きな手段じゃないんですかと僕は思うんですが、その辺いかがですか。

 

◎総合政策部長

広報紙のサイズの関係につきましては、以前からも議論がございまして、今現状の答えとしては先ほど円地課長のほうがご答弁させていただいたとおりでございますが、先ほど南野委員からもご指摘ありましたように広報の在り方を、そしたらもうこれでちょっと変えないんかというところについては、社会情勢等も引き続き大きく変わっていくことも予想されますし、そのあたりについては今後引き続きの検討課題というふうに考えてございます。

 

《庁舎管理事業のインターネット環境について》

◆南野敬介委員

是非検討してください。続きまして、42ページの総務管理費、庁舎管理事業のインターネット環境のところ、議会Wi-Fi、フリーWi-Fi等々があると思うんですが、この庁舎も2年ちょっとたって、大分Wi-Fiとかもつながりやすくはなっていると思うんですが、極端な話、さっきの一斉にここのメンバー全員更新やったらあれだけ時間かかるということも含めたら、そんなことは想定されることであって、今一番最新のを入れているとは思うんですが、やっぱり、さっきのことを目の当たりにしたときに、インターネット環境の充実というのは永遠の課題になるんちゃうかな。

今で満足したらあかんというふうに思うんですが、やっぱりこれからそういったインターネット社会になりますので、今後の方策というんですか、インターネット環境をよりよくするためにどのように考えているのか、お聞かせください。

 

◎デジタル推進課長

まずは、現状を業者のほうと確認させていただきまして、費用がかからない範囲で設定変更等でいけるかどうかというところをまず検討した上で、どうしても必要であればそのときまた検討させていただきたいと考えております。

 

◆南野敬介委員

それと、あとよくフリーWi-Fiのことで問合せがありまして、一遍アドレスを登録やったら2回目からアドレスが省略できますよというので毎日使って、向こうの6階とかではいらっしゃる方もいらっしゃるし、なんやけど、たまにもう一遍アドレス入れなあかんというふうなときが出てくるんですよね。

これって何か原因があるんですか。フリーWi-Fi、一回登録やったらずっと同じでそのままでいけたはずなんですが。

 

◎デジタル推進課長

こちらのほうも、今南野委員おっしゃったとおりの設定をこちらとしても認識しておりまして、不具合が生じたときに毎回業者のほうにこういった事象があったということを報告させていただいて、確認させていただいているんですが、今のところ我々の認識どおりで、特に不具合の原因が判明しておりませんので、起こった事象について、詳しいことがあったときに毎回ちょっと検討しているところです。

 

《ブランディング・シティプロモーション事業について》

◆南野敬介委員

またお願いします。続いて、46ページのブランディング・シティプロモーション事業で、一般委託料で2,500万円、これの委託先とその事業内容、成果等がもしあれば教えてください。

 

◎総合政策部次長兼政策推進課長

委託先につきましては貝塚地域ブランド推進協議会でございます。事業の内容としましては、水間門前町喫茶図書室桜のテラスの運営やブランディング講座やイベントの開催、あと空き家、空き店舗へのモデル店舗誘致、そして地域で自走する組織の設立の調査等を委託しておりました。

 

◆南野敬介委員

その下の負担金の地域ブランド推進協議会に4,252万3,000円負担、これは補助金か、負担金かしているんですが、合計6,752万3,000円、この地域ブランド推進協議会に委託料やとか負担金やとかが出ているということなんですよね。

 

◎総合政策部次長兼政策推進課長

そのとおりでございます。

 

◆南野敬介委員

この委託金と負担金の差て何なんですか。

 

◎総合政策部次長兼政策推進課長

委託金につきましては、実は令和3年度から5年度までの店舗誘致等観光まちづくり事業の委託事業、委託金として債務負担行為を取っている事業でございます。

負担金のほうは、債務負担でなくて毎年予算化させていただきまして、ブランド推進協議会のほうに負担金としてお支払いしている内容でございまして、そちらのほうの内容はブランディングやプロモーション、マーケティングや、あと着地型観光の造成事業、そういった事業のほうを負担金としてやっております。

 

◆南野敬介委員

ということは、この委託金がさっき何か水間のまちの活性化やとか喫茶とかでやっていて、この負担金のほうはそういった事業中心じゃなしに、何か取りようによっては、その辺の整理がちょっと分かりにくいかなと思うんですが、何かぱっと分かるように、我々も聞かれたら説明せなあかんので、説明できるようなデータなり資料なり、もし提供できるんであれば、後ほどでいいんですが、見せてもらうことは可能ですか。

 

◎総合政策部次長兼政策推進課長

資料のほうの提出ということでございますね。説明させていただきますと、委託金のほうは5年間の事業として、店舗誘致等観光まちづくり事業ということで予算計上させていただいておりますことから、委託金で取らせていただいております。

実は令和5年度、負担金という形で出させていただいておりますのは、この後、国のほうの補助金のほうで事業の拡充が認められましたので、令和5年度から7年度までの3年間につきましては事業が拡大しておりますので、その分は負担金としてブランド推進協議会のほうに入れさせていただいておりまして、どちらも基本ブランド推進協議会でやっております事業のほうをやっておりまして、負担金の内訳につきましては着地型観光事業の造成や動画の作成で2,900万円、岩橋善兵衛関連のイベントやコーヒーフェスティバル、ユニバーサルビーチ体験会、そして高校生オープンファクトリーなどのイベントに600万円、調査費で350万円、かいづか応援倶楽部の運営に100万円、事務費に300万円となっております。

 

◆南野敬介委員

だから、それ言うたのを1枚にまとめてもうて、議会終わってからでいいんで、もらえますかと言うてる。

 

◎総合政策部長

そのとおりにさせていただきます。

 

◆南野敬介委員

ホームページ等のは見たらそれで分かると思うんですが、全員、そうじゃない対象というか市民の皆さんにお知らせするために、もうこれをまとめて1枚でこんな事業がありますよとやるほうが、省エネ対策でこんなんがありますってやるほうが分かりやすいん違うかなと思うんですが。

今言ってすぐできるとは思っていないんですが、この事業に対して二つ三つ選べるというか、何個か使える制度があります、省エネでこんなことができますよというチラシみたいなのを作って、一度市民の皆さんにお示しするとかいうのも大事やなと。また、何やったら各町会の皆さんにお配りしてもらうとか、そういったことも大事やなと思うんですが、その辺の考えをお聞かせ願えますか。

 

◎環境衛生課長

チラシ等々につきましても、制度を始めます申請の前にチラシを作りまして、各公共施設のほうにも配架させていただいている状況でございます。

今後もそういったところで周知に努めていきたいと考えております。

 

◆南野敬介委員

僕が言うてるのは、制度それぞれでチラシをまくんじゃなくて、この省エネ対策ということで、この設置を1枚物でやったらもう分かりやすいですやんか。具体的なやつは見てくださいでいいと思うんですが。こんな制度がありますよと1枚物にまとめたら、市民の皆さんもそこからどれを選べるかというふうになりますやんか。という意味で1枚にまとめられへんかということなんですが。

 

◎市民生活部長

南野委員おっしゃられるように、より分かりやすく、簡素に分かりやすくということをおっしゃられていると思うので、そちらのほうはちょっと検討していきたいと思います。

 

《バリアフリー基金積立事業について》

◆南野敬介委員

68ページのバリアフリー基金積立事業についてお聞きしたいんですが、今年約2,400万円バリアフリー基金に積み立てたということで、恐らく合計8,700万円になると思うんですが、それは間違いなかったでしょうか。

 

◎障害福祉課長

南野委員おっしゃるとおりでございます。

 

◆南野敬介委員

こうやって積立てをするということはいろんな目的があると思うんですが、もちろんバリアフリーということなので、これを使用する場合の何か決まりというんですか、基準みたいなのはあるんでしょうか。

 

◎障害福祉課長

バリアフリー基金につきましては、障害者団体の方とかとも意見を交換しまして、適宜必要な場合に使っていくと考えております。

 

◆南野敬介委員

ということは、具体的にこういう基準があるというんじゃなしに、いろんな団体と意見交換しながら使っていくということなんでしょうが、今後この基金を今の段階で使う予定が近々であるのかどうかお聞かせ願えますか。

 

◎健康福祉部次長

バリアフリー基金積立事業につきましては、主に公共交通機関を利用した移動の利便性及び安全性の向上を促進するような事業ということになっておりますので、その分につきまして、今、将来のところでいうと、障害福祉課のほうでは把握はできておりません。

 

◆南野敬介委員

把握はできていない。そしたら、これをためる意味が何かちょっと分かりにくいんですが、何かに将来的に使うというのがないと、何のためにためているねんということになると思うんですが、その辺いかがでしょうか。

 

◎健康福祉部次長

これまでも南海貝塚駅のエレベーターであるとか、最近ではJR東貝塚駅前のバリアフリー化であるとか、そういうような工事についてバリアフリー基金積立事業を利用してきた経過があります。

今の時点でそういう大きなバリアフリーに関する事業が行われるということは聞いていないということであります。

ただ、歩道のバリアフリー化にも使うことができますので、そういう予算の時期にそういうような工事があるのかどうかというのを確認して、主に行財政管理課で予算のときに使える事業があるのかどうかというのは確認されているというふうに思っています。

 

◆南野敬介委員

もっとあっさり終わるんかなと思っていたんやけども。

逆に言うたら、例えばもう歩道の段差をという要望は結構あるわけで、段差があるから車椅子利用者がちょっと困るねんとかいうふうなことやとか、例えばJR東貝塚駅のあの踏切の段差の改修やとか、そんなんに使おうと思ったら使えるということで理解しておいたらいいんですかね。

 

◎健康福祉部次長

これまでも歩道の段差解消の工事にバリアフリー基金を充当したことがあったかと思いますので、それは利用できるというふうに考えています。

 

◆南野敬介委員

だから基準はないんですかと聞いたんです。

いや、今の話やったら何でもかんでも何かできそうなふうに僕らは聞こえてしまって、次からそれを使うてなと言えるんかなと思うので。でも、実際そうじゃないですよね。恐らく。

 

◎総合政策部長

バリアフリー基金積立事業の用途、目的については先ほど申し上げたとおりなんですが、どの時点で使うかというのにつきましては、やはり財政的な事情でありますとか、例えば大きな工事のときにそちらでバリアフリーに係る工事があるということでありましたらそちらを充当させていただいたりとか、やはりそのときそのときで一定予算計上時に判断をさせていただいているのが現状でございます。

 

《福祉型コミュニティバス運行について》

◆南野敬介委員

よう分かったような分からんような感じやけど、仕方ないですね。

69ページの地域生活支援事業の補助金で、福祉型コミュニティバス運行で6,000万円使っていると思います。この間からちょっと話題になっていたやつやと思うんですが、この利用状況について、今どのように把握しているかお聞かせ願えますか。

 

◎都市整備部次長兼都市計画課長

令和5年度のは~もに~ばすの乗車人数ですが、緑バスで3万7,058人、黄バスで8,362人、オレンジバスで1万143人、ピンクバスで1万6,483名の合計7万2,046名となっております。

 

◆南野敬介委員

過去数年でいいんですが、今の状況でいうたらこれは増えている、減っている、横ばいというのはどうですか。

 

◎都市整備部次長兼都市計画課長

前年度の令和4年度との比較では1.4%の増となっておるんですが、コロナ禍前の令和元年度に比べますと71%にとどまっているという状況になっております。

 

◆南野敬介委員

さきの議員総会で報告がありまして、今後いろいろ検討されて実証運行とかもしていくということになると思います。僕らも駅でよく朝立ったりしているんですが、やっぱり何か朝の利用がなかなかもったいないなという気がしていて。

今度、例えば石才からJR東貝塚駅の西口とか、これでちょっと変わって人の流れができたらいいなというふうなことはあるんですが、今後何年かごとでこうやって見直ししていかなあかんやろうなというふうには思っているんですが、この間の計画でもそうやと言うていたんですが、次から次と新しい課題が出てくると思うんですが、そのときの対応はどういうふうに考えているかお聞かせ願えますか。

 

◎都市整備部長

公共交通全般に関しましては、先般のご説明のとおり、随時地域の方のご意見等も含めまして利便性の向上に努めていくということだと考えております。

また、その中で当然福祉のお金もそうですし、一般財源として定時定路線バスというところもございます。それから、当然乗られる方の運賃収入というところもございますので、そのあたりにつきましては、当然交通事業者等も含めました公共交通の活性化協議会、この中で議論、検討してまいりたいと考えております。

 

◆南野敬介委員

今、運賃の話が出ましたので、そこまでいろいろと何万人も利用しているということであるんでしたら、今後の運賃の在り方もある程度、もう高齢者対策というので考えたらいいん違うかなというふうに思うんです。

高齢者の交通の機会を確保するという意味でも、今200円でしたっけ、取っていたと思うんですが、もうそんなんも100円にするやとかもう免除するやとかいう方法はいろいろ考えたらいいと思うんです。例えば免許証を返納した方にはそういったパスを出すとか、そういったこれまで使っていたことを別に変えていただくというふうな意味合いでも、そんな検討も必要じゃないかなというふうに思うんです。利用促進も含めて。その辺の考えはいかがでしょうか。

 

◎都市整備部次長兼都市計画課長

先ほど南野委員おっしゃられました今の料金なんですが、220円となっております。

それと、やっぱり皆さんに乗っていただくということは重要なことだと思いますので、その辺も含めまして、貝塚市地域公共交通活性化協議会のほうで諮ってまいりたいというふうに思っております。

 

◎都市整備部長

先ほど奥野次長のほうから説明がありました乗降人員なんですが、障害のある方が無料で乗られている部分と、あとそれから運賃を払って乗られている部分、両方合わせてでございまして、実際に運賃を払っている方、大まかにはなるんですが、全体の乗降人員からその運賃収入を鑑みますと約4割ぐらいの方が運賃を払っていると。こちらは子どもの運賃もありますので、正確ではないんですが、大体おおよそではそれぐらいの方の運賃収入ということで考えております。

 

《民間認定こども園の整備について》

◆南野敬介委員

1点だけ、79ページの民間保育所等整備事業の補助金で、民間認定こども園の整備で約1億円の予算に対して約4,500万円の不用額が出ているんです。この要因について教えていただけますか。

 

◎子育て支援課長

こちらの事業は、民間の貝塚中央こども園の建替えに係る補助金でございまして、令和5年度及び令和6年度の2年間での工事でございまして、当初、令和5年度の進捗率を30%、令和6年度を70%で予算取りしておりましたが、実績としまして、令和5年度の進捗率が遅れまして、当初30%で想定していたところが15%にとどまったため、低い実績となりました。

 

◆南野敬介委員

いや、でも、何か補助金の申請とかで目標30%が15%になったら、それはちょっといかがなものかなというふうなこと、そしたら、もう残り令和6年で85%を一気にやってしまうということは、それは行政的にはオーケー、大丈夫なんですか。

 

◎子育て支援課長

こちら国の補助金を活用しておる事業でございまして、実際に進捗が遅れるということもございますので、今、南野委員おっしゃったように、令和6年度で85%の補助金をいただく予定です。

 

◆南野敬介委員

いや、心配になるのは、1年目が半分のことしか進まなくて、2年目、令和6年で全て、プラスでやって85%いけるのかどうか。1年目でそんなに遅れていることは2年目も遅れる可能性があるような気がして、その辺は大丈夫なんですか。

 

◎子育て支援課長

実際、認定こども園及び間に入っているコンサルタント等に確認しまして、令和6年度中には完成させることができるというふうには確認しております。

 

◆南野敬介委員

そしたら、それはそれでいいんですが、その遅れた要因というのは、何かいろんな原因があると思うんですが、その辺は把握しているんであれば教えてください。

 

◎子育て支援課長

近隣との境界確定の手続などに日数を要したのが主な要因というふうに聞いております。

 

◆南野敬介委員

いや、それはもう前提の話のような気がして、ここで遅れたからといってこれだけ積み残すというのは、何かちょっと。あまり僕はそんな建築のこととか詳しくないんで分からないんですが、それは当初から予定されているものではないんですか、その計画の中で。

 

◎子育て支援課長

こちらの事業は、仮園舎を建てて、仮園舎にまず移ってから、今の園舎を取り壊してという流れで進めておりまして、その仮園舎を建て終わった後、今の既存の建物を壊してそこに新たに建てるときに、ちょっと近隣とのそういう話合いが長引いて、そこの部分というのは当初予期できていなかったものやというふうに聞いております。

 

◆南野敬介委員

あと、それで結果的にこの令和6年で完成したら、もうそれはそれで全然いいことなんですが、まだ令和6年は途中じゃないですか。今の状況でも、令和6年でちゃんと100%できるというふうなことは、担当課としてはもうこれは認識しているというか、状況把握しているんか、最後にそれだけお聞かせください。

 

◎子育て支援課長

金額的にかなり大きな補助金になりますので、国からも途中経過の確認の調査というのも来ます。その時点では、予定どおりに進めば、今年度中には終了するものというふうに考えております。

 

《有価物集団回収の実施状況及び報奨金交付状況について》

◎廃棄物対策課長

資料の有価物集団回収の実施状況及び報奨金交付状況につきましてご説明いたします。

本市におきまして、資源を有効に再利用していくために推奨しております有価物集団回収の過去10年間の実施状況をまとめております。

年度ごとに集団回収を実施し、報奨金の交付申請のあった団体数、各団体が回収された報奨金の交付対象となる品目別に合計の回収重量、それと5品目の合計回収重量を記載しております。

こちらの単位はキログラムです。その下の段は、各年度に報奨金として実施団体に交付した金額の合計額、その下に、その年度の有価物集団回収に係る報奨金の予算額を記載しております。説明は以上です。

 

◆南野敬介委員

ありがとうございました。

92ページのごみ減量化事業、ただいまご説明あった分でございますが、回収量、報奨金の金額等全てこの10年間で半額というふうになっているというふうに思います。その要因は、市としてどのように捉えられているのかお聞かせください。

 

◎廃棄物対策課長

要因のほうは、近年の新聞購読数の減少や雑誌類の電子化などによる紙媒体での購入が減少していること、また、布類などについては、衣類の販売店などでの古着回収を行っているところなども出て   きております。

また、スーパーマーケットなどにおける牛乳パックの回収など、資源物の回収がいろいろなところでできるようになってきていることも減少の要因と考えられます。

 

◆南野敬介委員

それで、報奨金についてなんですが、平成21年の段階で、1キロあたり6円が現在の5円になったというふうに記憶をしております。

この集団回収、取り組んでいるのは自治体やとか自治体の下部組織の子ども会やとか、自治体に、町会に加入している組織がやっているというふうなところが多いんかなというふうに思っていまして、昨日の議論ではありませんが、町会の育成という視点も要るんかなというふうにちょっと考えたりもしています。

今、要因にあったように、ペーパーレス化が進んでいたり、また、今、結構幹線道路にごみステーションみたいなんで、古新聞やとか段ボールとか勝手に捨ててくださいというのが大分増えてきた、そんなんでこの集団回収を利用するケースも少なくなっているというふうに思うんで、ここはひとつ、隣の岸和田市が6円でやっているというふうなこともありますし、岸和田市貝塚市清掃施設組合で一緒にやっているところなんで、補助金といいますか報奨金を1円上げていただいて、元に戻していただいて、町会の支援というふうに取り組んでいったらどうかなというふうに思うんですが、その辺の考え方はどうなんか、教えてください。

 

◎廃棄物対策課長

こちらの取組ですが、ごみを減量し有価物を有効に集め資源として利用していくという大切な取組であり、今後も継続されたいと思っております。

奨励金の交付は有効な施策であるとは考えております。現在の回収重量に応じた報奨金の交付につきまして、近隣の自治体の取組も確認したところ、本市と同じように回収重量に応じて報奨金を交付しているところが多く、その単価につきましては、本市は高くもなく低くもないというような状況です。そういった状況の下で現在のところの報奨金を引き上げる考えは持っておりません。

 

◆南野敬介委員

先ほど言うたように、自治会の活動支援というふうな側面もありますし、近隣市町村ということもあるんでしょうが、隣の岸和田市が6円でやっているということもあるんで、その辺はちょっと検討課題に上げていただければというふうにも。以前6円でやっていてという経過があったと思うんで、それに戻すというふうな視点も必要かなというふうに思いますので、その辺最後に、もう一度、お答えいただけますか。

 

◎廃棄物対策課長

確かに南野委員おっしゃるとおり、岸和田市の単価は6円でされております。過去にそういった6円から5円に引き下げたという経過もあるんですが、どういった単価が適当なのかどうかということは、近隣のことも含めて研究しているところですが、こちらの取組を今後も進めていただくということを考えた上で、どういった支援の在り方が市として取れるのかということにつきまして、研究して継続していきたいというふうに思います。

 

《観光活性化事業の負担金補助及び交付金について》

◆南野敬介委員

103ページの観光活性化事業の負担金補助及び交付金のところで、負担金のKIX泉州ツーリズムビューローに240万円ほど支出をしています。今年、この年度でのKIX泉州ツーリズムビューローの取組といいますか、どのような事業を行ったのかというのをまず教えていただけますか。

 

◎政策推進課参事兼魅力づくり推進課参事

KIX泉州ツーリズムビューローにつきましては、堺市から岬町まで13市町の観光振興を担う組織として、地域DMO、観光庁の正式な登録をいただいている組織でございます。大阪・関西万博に向けて、主にこの13市町のPRについて積極的に対応いただいております。

加えて、地域のイベントの対応、具体的には、昨年でいいますと牡蠣フェスとか、あと泉州グルメサーカスといったイベント、こういった部分と、あとは貝塚市のPRも含めたコンテンツの開発等を実施していただいております。

昨年につきましては、KIX泉州国際マラソンがウェブ開催となりました関係で、負担金についてはちょっと不用額が大きく出ておりますのはそういった関係で、KIX泉州ツーリズムビューローの負担金がちょっと減っているところで大きな不用額が出ている次第でございます。

 

◆南野敬介委員

PR等々で行っていただいたということであったのでばくっと答えていただいたんですが、そのPRを具体的にどういうふうに進めていったとかというやつは、今、分かりますか。

 

◎政策推進課参事兼魅力づくり推進課参事

KIX泉州ツーリズムビューローの公式ホームページで、イベントに関するPRについては、貝塚市を含めた13市町のイベントの積極的なPRに対応いただいております。

 

◆南野敬介委員

先ほど答弁の中で、KIX泉州国際マラソンがウェブ開催になったというふうにお聞きしました。そういうふうなことは聞いていたんですが、何でそのようなウェブになったんかというふうな要因といいますか、もし分かるのであれば教えてください。

 

◎政策推進課参事兼魅力づくり推進課参事

一昨年、コロナ禍でやはり開催ができないということに決定がされて、昨年度も開催に向けて前向きに考えていらっしゃったんですが、泉州地区の13市町の観光振興を担うKIX泉州ツーリズムビューローにおいて、マラソン、要は堺市をスタートしまして泉佐野市ゴールというこのマラソンを行うことで、地域に経済波及効果があるかということに関してやっぱり議論がなされ、最終的にはウェブマラソンという形を昨年決定し、今年度、KIX泉州国際マラソンについては別団体で運営し、最終的にはKIX泉州国際マラソンという形は、泉佐野市の公園を活用したマラソンという形になったと聞いております。

 

◆南野敬介委員

また、その辺詳しく、ランナーの皆さんには多分行っているんかも分からないですが、そのKIX泉州国際マラソンというのがどういうふうな団体が行って、どんなところでやるんかというのがまた分かりましたら、事前に教えていただくということは可能でしょうか。

 

◎政策推進課参事兼魅力づくり推進課参事

スポーツの担当課と情報共有いたしまして、情報が入りましたらご報告させていただきたいと思います。

 

◆南野敬介委員

同じところの補助金ですが、5団体に今回の補助金が支出されました。前年度と比べたら増えているんですよね。増えることは、いろんな団体にこうやって補助を出すことは非常にいいことやというふうには思うんですが、この補助を頂けるルールというのはあるんでしょうか。どういった団体やったらこの補助を受けられますよというふうなのが、決まりがあるんであれば教えていただきたいです。

 

◎政策推進課参事兼魅力づくり推進課参事

補助金に関しては、祭礼観客対策につきましては、申請をいただいて……。

 

◆南野敬介委員

ちゃうちゃう、合うているんやが、そんなことより、受け入れるような団体の基準って何かあるかと聞いている。増えることはええんやが、一つ一つそんなん、この団体はどうなんかそんなんを聞いているんじゃなくて、去年より増えているさかいに、この事業対象、補助対象になる団体の要件とか何かあるんかと聞いてん。

 

◎政策推進課参事兼魅力づくり推進課参事

観光協会の事業等につきましては、観光協会に加盟いただいている事業者様にご案内申し上げて募集をしておるという形でございます。

 

◆南野敬介委員

そんなことを聞いているんじゃなくて、去年、多分3団体か4団体ぐらいやったのが、今年が5に増えているんですよね。去年の決算みたいに増えているの。増えているから、増えた要因というかその増える、補助金を出す団体の基準か何かないんかと。あるんやったら教えてくれと。ないんやったら、何で出したんとなるけどもさ。基準がなかったらこんなん出されへんやろう。

 

◎総合政策部次長兼政策推進課長

観光振興の補助金につきましてですが、観光振興補助金という市のほうで要綱を持っておりまして、その要望に基づいて出しているところでございます。

出している団体につきましては変化はしてないんですが、ちょっと事業数として、例えば魅力創出事業というものがついていると思うんですが、これにつきましては、観光協会に補助金を出している状況でございまして、令和4年から国のほうのデジタル田園都市国家構想の地方創生タイプが採択されましたんで、その分、事業費を増やさせていただきまして、こちらのほうに補助金を出して観光振興事業をやったという次第でございます。

 

◆南野敬介委員

そしたら、その要綱に合致した団体であれば出すということで考えたらいいんですか。

 

◎総合政策部次長兼政策推進課長

いえ、基本すいてつ沿線魅力はっしん委員会、そして観光協会、こちらのほうにここの観光費のほうでは支出しております。両方とも貝塚市の魅力づくり推進課のほうで事務局を持っております。

一番最後のMOANI2023につきましては、こちらのほうは商工会議所のほうの青年部がやっている事業でございまして、ガバメントクラウドファンディングをさせていただきました。そこで支援があった分を補助金として支出させていただいております。

 

◆南野敬介委員

いや、だから、その要綱に応じて合ったらほかにも出すんかと聞いてんねん。そんなことを聞いてん違うねんと。これ、出したことに対して文句を言うているん違うんやで。ほかにもそんなことが要綱に合致した団体とかがあれば出すんですかと聞いているんや。

 

◎総合政策部次長兼政策推進課長

支出する予定はございません。

 

◆南野敬介委員

それっておかしくない。その要綱に応じて申請を上げたら、出さんとおかしなことにならへん。それやったら、また別の何か基準があるということやんか。そしたらその基準は何よ。

 

◎総合政策部長

現状としましては、ここの今、常國次長がお答えした団体にしか出す予定はないんですが、今後もしそのような団体が現れて、その要綱に合致するような状況であれば、検討はする必要があるというふうに思っております。

 

◆南野敬介委員

検討するというのはおかしいん違うん。要綱に応じて申請があって、それが満額いけていたら出さんとあかんのん違うの。そこで検討というたら、その要綱の意味がないような、そんな要綱でええの。

 

◎総合政策部長

検討と申し上げましたのは、要は、例えば先ほど申し上げた団体でありましたら、うちで事務局を持っていたり、主として要はその団体との関係性であるとか、そういうつながりがあるところに委託であったりとか補助金を出してやっていただくというような形になろうかと思いますので、そういう関係を築けて、例えば観光振興ビジョンで新たにそういう団体をつくるのであれば、そちらのほうに補助金を出すということは、要綱に応じてあるというふうに考えております。

 

◆南野敬介委員

その要綱の中には、そうした貝塚市が関わった団体とか書いているん。変な話、観光に力を入れろというのは、民間であろうが市は率先しようが僕は何でもええと思うんです、その要綱にさえ合致して出すという前提があるんであれば。今の答弁やったら、合致していても検討しますよと言われたら、そんな要綱はおかしいん違いますかと。要綱自身見直さなあかん違いますかと言うているんです。公でやるとか民間でやるとか、そこは違うでしょう。観光に力を入れようというところの補助金じゃないんですか。

 

◎魅力づくり推進課長

すいてつ沿線魅力はっしん委員会と観光協会については、団体の補助という形になっております。あと、MOANIに関しては、先ほど次長からご答弁申し上げたような形で、クラウドファンディングを実施したことによるものという形となっております。

 

◆南野敬介委員

だからそんなことを聞いているん違うんやて。今、出している団体に対してとやかく言うてん違うんやて、僕は。出したのはええことやよ。出していろいろやったらええがな。

 

◎総合政策部長

先ほど申し上げた答弁、ちょっと修正させていただきたいと思います。

要綱に合致した団体で出す基準を満たしておれば、出すものというふうに考えてございます。

 

《道路維持補修事業について》

◆南野敬介委員

106ページの道路等管理事務事業のところで、道路維持補修事業になるのかちょっと分からないですが、昨日、庁舎のところで少し言いかけた分ですが、この庁舎の前の信号のところ、浜側から入ってきて右折で入るんですが、あれが1車線になっていて、結構来庁者の人が寄って、白線のないところで二重に止まったりしているわけで、これ、白線ないところでそんなんなったら非常に危ないかなと思うんで、あそこはやっぱり右折レーンみたいなんを作らなあかんちゃうかなと思うんですが、市の考えをお聞かせください。

 

◎道路整備課長

市役所庁舎の入り口の交差点につきましては、一般的な公道の交差点とは違いまして、要は施設に入るための進入路の交差点部になります。これにつきましては、庁舎の建替えのときの事業者によって警察協議、もちろん道路管理者等の協議は行っておりますが、その中で右折レーンについての設置には至らなかったと認識しております。

 

◆南野敬介委員

その当時はそうかも分からないんですが、実際運用をやってみて、僕も車を運転するから、右折するときに寄りますわな、曲がるんやから。ほんだらぱっと入ってこられるんですよ。ぎりぎりになったり、結構怖い目もしているんですね。そういった意味では、やっぱり建ってから分かったということって絶対あると思うから、それはあんだけ広い、対向車線も結構広いし、歩道もまあまあ広いですやんか。だから歩道も広いにこしたことはないのは重々分かっているが、車をスムーズに移動させる手だては、使ってみて初めて分かることって絶対あると思うから、それは検討すべきちゃうかなと思うんですが、その辺いかがですか。

 

◎総務課長

新庁舎の出入口の右折レーンということで私のほうからご答弁させていただきます。

右折レーンを設置するには、中央線を引き直すというのが一番早いかと思います。それがまず可能であるかどうかというのを確認しまして、その上で、警察協議というのも必要になってくるかと思いますので、交通量でありますとか車両が横を擦り抜けた場合の危険性等勘案しまして検討していきたいと考えております。

 

◆南野敬介委員

是非検討してください。

同じことが、保健センターの角も言えるんですが、保健センター、右折で入るところも多分右折レーンがなくて、あそこも同じように右に曲がるときに2列に並んでしまうというふうな現状があって、あそこも結構同じような状況になっていると思うんですが、それも同時に検討するということは可能ですか。

 

◎道路整備課長

南野委員今ご指摘のありました場所につきまして、現状を把握した上で、必要な部分については警察と協議して進めていきたいと思います。

 

《JR東貝塚駅広場アクセス道路等整備事業について》

◆南野敬介委員

ありがとうございます。

続きまして、108ページのJR東貝塚駅広場アクセス道路等整備事業のところでお尋ねいたします。

中に西口広場の整備工事の工事請負とかも入っていますのでお聞きするんですが、まず、今の段階で西口の利用率というのはJRから何か情報をもらったりはしているんですか。

 

◎道路整備課長

定期的に現状のほうの確認には行っておるんですが、JRのほうから率についての数字はまだいただいておりません。

 

◆南野敬介委員

間もなく1年たとうとするんやったけな、秋口やったような気がするんで。違うかったっけ。あれはいつやったか。西口改札ができて、僕らも駅に立ったりするんで、どんだけ利用されているかというのは予想以上に少ないなという--ちょっとずつ増えてきているとは思うんですが--ような感覚はあるんで、是非一遍JRから東口、西口それぞれの利用度というのをデータをもらっていただいて分析しなければならないと思うんですが、その辺いかがでしょうか。

 

◎都市計画課参事

新型コロナウイルスの影響により、リモートワークを導入する企業が増えたこと等により、コロナ前の水準には戻ってない状況にはなるんですが、令和3年から増加傾向にありまして、令和5年度についても令和4年度より増加している状況になっております。

 

◆南野敬介委員

令和3年とか令和4年、西口なんかなかったで。僕、聞いているのは、JRから東口と西口の乗降のデータをもらって分析してくださいと言うているねん。

 

◎都市整備部長

今の南野委員のほうからお話ありましたデータにつきましては、JRのほうに確認してまいります。ただ西口につきましては、当然市民の方の利便性というところはございますが、基本的にはバリアフリーということで、障害のある方が駅をスムーズにご利用できるようにというところの目的で設置されたものでございます。

また、本市におきましても、議会でもご説明しておりますように、今後、水間鉄道石才駅と今のJR東貝塚駅の西口、こちらを結ぶバスというのも運行を予定しておりますので、その辺の状況も見ていきたいと考えております。

 

◆南野敬介委員

今の質問に対しては、最初の確認しますだけでええねん。いやいや、そうやろう。いや、その後のことはまた聞いてやるんやさかいに。いらんことを言うたが。

それで、今おっしゃった車椅子やとか障害者の利用というので開設したというのは非常によく分かります。

ただ、ほんまの利便性、利用しやすさがどうやねんと言うたら、実際、車椅子ユーザーの方も東口で階段から下りてきているというのも僕らはよく見ていて、やっぱり使い勝手が何かアプローチが長いとか、そんな問題があるんやろなというふうに思うている。ただそんなぜいたくは言うてられへんぐらいよく分かっているんで、そういった乗降客を見ながら、またこれから貝塚市としてあの広場の活用方法とかを考えていかなければならないと思うんですが、だからそのデータをまず取ってくださいと言うたんで、それを取ってもらって、一遍分析してもらうということで、今後、検討していくということで考えてよろしいですか。

 

◎都市整備部次長兼都市計画課長

その辺のデータ、一度集めて確認させていただこうと思っております。

 

◆南野敬介委員

ちょっと細かな話になるかも分からないんですが、開所当時に、駅の真ん前に民間の自転車置場、駐車場が開設されたんやが、二、三か月で一つが潰れて、もう一つは残っているんですが、自転車置場が市営の歩道のところにある自転車置場のみになっているということで、ちょっと遠いといったってしれているといやしれているんや。少し不便やというふうに思うんです。それで、例えば今、西口の前に空き地になったところを市営の自転車置場に整備をやったら、自転車利用者は利用しやすくなる。今、大分増えてきていますが、歩道のほうに自転車を止めるよりも、東口の自転車置場に乗って置いて東口から利用する人がやっぱり多いんですよ。そういった意味で、西口を送り迎えも含めて便利に利用してもらうためにも、やっぱりあの駅の前に自転車置場があるほうがええんちゃうかなと。

あと、歩道のところをそのまま残すんであれば雨ざらしになるんで、やっぱり雨の日とかちゅうちょしているんかなというふうなことがありますので、今後の西口の自転車置場の整備について何か方針があるんか、お聞かせください。

 

◎道路整備課長

駅周辺の自転車の管理につきましては、本市のほうから公益財団法人自転車駐車場整備センターのほうに依頼しまして、管理運営を行っていただいております。

その中で、もちろん維持管理費も含めてセンターのほう、管理運営しておりますので、今後、利便性のいい場所に設置することができるかどうかも含めて、相談をかけていきたいなとは思います。

 

◆南野敬介委員

あと、この間の地域公共交通計画の中で、西口に何か椅子を作ってというふうなことが書いていたような気がするんですが、書いてなかったですかね。書いてなかったら書いてないと言ってください。

 

◎道路整備課長

駅前ロータリーのバスを待つ歩道部分につきまして、ベンチのほうは設置してございます。

 

◆南野敬介委員

あの1個のことを地域公共交通計画の中で書いているという、今あるやつをあそこに椅子があるということを書いたということでよろしいですか。

 

◎都市整備部次長兼都市計画課長

今後の施策として、そういうことも含めて考えていきたいというふうに考えております。

 

◆南野敬介委員

ありがとうございます。

というのは、やっぱりあそこに、バス停に椅子が1個あるだけで、決して高齢者やとか障害がある方があそこで休憩というか待ち合わせするにしても、立って待っておかなあかんとか、送り迎え、送迎にしても、バスの椅子が1個しかないんで、取り合いみたいになっているというような状況が夕方なんかは特にあるようでして、あれだけ広いところなんで、もうちょっと待機用の椅子、休憩用の椅子みたいなんを整備してもええんではないかなというふうに思うんですが、その辺の考えはいかがでしょうか。

 

◎道路整備課長

今、南野委員ご指摘のベンチの増設につきましては、現状の利用者の方の状況をもっと注視して、ちょっと検討していきたいなと思います。

 

◆南野敬介委員

まあ一遍、あの一つの椅子で待ち合わせをやって、高齢者の人たちが立ったまま待っている姿とか見ていただいたら、ちょっとでも整備したいと思ってほしいなと思うんですが、あともう一個、JRにちょっと要望していただきたいんですが、可能かどうか別ですが、駅のホームの北側にほとんど椅子がないんですね、あのエレベーターを降りてから。だから障害を持っている人は車椅子で行け、その介助員の人が行けと言うたって、今度椅子に座ろうと思うたら、今度南の一番端っこへ行かんと椅子がないというふうな状態なんです。

これ、貝塚市にどうせいああせいというのはなかなか言えないんで、是非JRに市から、あっち側にも椅子を作って待機できるようにやってくれという要望を上げていただきたいんですが、その辺いかがですか。

 

◎都市整備部長

今、南野委員おっしゃいましたご要望につきましては、駅開設当時に、地域の議員のほうから同じ要望いただきました。

本市としましても、そちらについてJRのほうとお話しさせていただいたんですが、その後、JR、現地の調査の結果、北に行くほど、大阪側に行くほどちょっとホームが狭くなっておりまして、ベンチを設置すると通行者の危険があるということでベンチが設置できないというふうなご回答でした。

ただJRとしましても、やはり利便性といいますか、そういう快適にご利用いただくために、そこのプラットホームには設置できないんですが、駅を入ったところにベンチを設置するというところで、そこにベンチを設置していただいたということでございます。

 

◆南野敬介委員

多分地元の議員って僕と同じ会派の人やと思うんですが、入ってすぐのところにベンチを設置しているからということを今言うていた。あのエレベーターを上がるまでにあるところのことを今、言っているのん。

 

◎都市整備部長

失礼しました。今おっしゃいました改札入ってすぐにあるところ、あれがあるからではなくて、プラットホームに設置できないことによって、代わりにはあそこにつけていただいたということでございます。

 

◆南野敬介委員

これもいざ利用してみての話やと思うんで、二つ並べてとか言わへんので、その中でもできる手だてをJRとともに一緒に考えていただきたいと思うんですが、かなりやっぱりアプローチは長いですよ、あのエレベーターから屋根のあるところでもかなり長いんで、そこはちょっと安全面が第一は分かりますが、一度JRとそういった協議をもう一度やっていただきたいと思うんですが、いかがですか。

 

◎都市整備部長

先ほどのこの市役所の出入りと一緒で、南野委員おっしゃるように、使い始めてからやはりそういう状況というのもあると思います。そういう意味では、今後もJRと協議してまいります。

 

《水間鉄道安全輸送設備整備費について》

◆南野敬介委員

112ページの鉄道軌道安全輸送設備等整備事業で、水間鉄道安全輸送設備整備費で3,362万5,000円しています。この年度の使途といいますか、何をしたかというのを教えていただけますか。

 

◎都市整備部次長兼都市計画課長

昨年度、水間鉄道といたしまして1億1,637万98円を使って事業を行っておりまして、それの分の補助、国が3分の1、残りの2分の1以内である3,362万5,000円となっておりまして、トロリー線の張り替え、変電所の改修、踏切保安設備の改修工事などを行っております。

 

◆南野敬介委員

水間鉄道につきましては、市民の移動手段ということで、大切にしてなければならないと思いますし、今年がちょうど会社ができて100年という年でありますが、かなり歴史が古いんで、これからもそういった改修が必ず出てくるというふうに思うんですが、恐らく次の予算なんかでも出てくると思うんですが、今後、市の方針として、やはり水間鉄道を存続するという立場で、こういった形で応援し続けるというふうなスタンスを持っているのか、持っていないのか、それだけお聞かせ願えますか。

 

◎都市整備部次長兼都市計画課長

基本的に、赤字補填とかそういう意味合いの補助というのはやっておりません。安全運行に対する補助ということで、現在、行っております。

 

◆南野敬介委員

赤字補填というよりも、例年、この安全輸送というので補助金を出しているんで、少なくともこれは続けていくという市のスタンスでよろしいですか。

 

◎都市整備部次長兼都市計画課長

現在の予定では、一応補助要綱がございまして、令和5年度から令和7年度までということになっております。その先についてはまだ未定ということでなっております。

 

◆南野敬介委員

未定やろうが、ただ、それで未定でその先分かりませんと言われたら、ちょっとまた文句を言いたくなってきて、やっぱり水間線が100年超えて、山手からの通勤・通学の移動手段となっているのは事実であるんで、これ、また貝塚市単独で走っているという日本でも珍しい鉄道なんで、私は、貝塚市は何があっても守っていくんやというぐらいの決意で、これからも続けていくと言うてほしいが、そやけど、それは予算もあることやから、どれだけできるかは別として、やっぱり水間鉄道は貝塚市の財産やという思いがあるのであれば、取りあえず令和7年度までは決まっていますが、その後は決まっていませんみたいなのじゃなしに、今後も引き続き支援していきますぐらいの回答があってもええん違うかなと思うんで、その辺の考えはどうですか。

 

◎都市整備部長

水間鉄道につきましては、本市地域公共交通計画におきましても、貝塚市の幹線という位置づけになってございます。

当然、その幹線沿い、公共交通の利便性のいいところに居住や都市機能を集めるという立地適正化計画もございます。

その中で、水間鉄道の安全輸送につきましては、本市も国が認めた補助金がつけば、それに対して貝塚市も安全輸送に対する補助金を出すという要綱になっておりますので、水間鉄道が国に申請して国費として認められる限りは、貝塚市も極力、安全輸送に対しては、市民の安全性を高めるという意味で支援してまいりたいというふうに考えております。

 

◆南野敬介委員

いや、だから、それは当たり前やねんて。だから、その後の市のスタンスとして、補助金がつくから、つけへんからなんて言うんじゃなしに、この水間線がなくなったら困るのはやっぱり市民ですやんか。これまでも、貝塚市も水間鉄道とタイアップをやって、いろいろやってきたんでしょう。だから、そんな国の補助がついたらとか言うんじゃなしに、その現場、その時点にならんと分からへんというのはよう分かります。よう分かりますが、思いとしては今後どうしていくんかと、応援し続けますよという気概は僕は要ると思うんです。いや、それはもちろん補助の申請とかが要るのは分かりますよ。その時点時点でいろいろなってくると思うんで、その辺、もうはっきり言うてもらうのが一番安心するが、どうなんですかね。

 

◎副市長

南野委員からの、基本的スタンスはどうやねんということやと思います。

水間鉄道は本市の骨格というか、背骨というか、市民の皆さんの足になっておりますので、これの維持については、本市としても継続する必要があるというふうに考えております。もちろん今後、いろんな状況は出てくるとは思いますが、基本的な考え方としてはそういうことだということです。

 

《JR東貝塚駅バリアフリー化設備整備費について》

◆南野敬介委員

ありがとうございます。僕も一緒ですので。

続きまして、その下のバリアフリー化整備推進事業(JR東貝塚駅)ので、補助金のところで、JR東貝塚駅バリアフリー化設備整備費で1億7,344万9,000円を使っています。この事業について説明いただきたいと思います。

 

◎都市計画課参事

こちらの事業につきましては、JR東貝塚駅のバリアフリー化事業に対して補助金を交付するものになっております。事業内容としましては、西口駅舎の整備、エレベーター3基、多機能トイレ、上屋、点字ブロック等の整備となっております。

 

◆南野敬介委員

ということは、あの駅舎への補助金というなんですが、不用額が7,500万円出ているんですが、これの要因というか、これは予算額の約2億5,000万円からいって7,500万円の不用額というのはこんなものなんか、いや、何か要因があるんか、その辺だけお聞かせください。

 

◎都市計画課参事

不用額に対してはちょっと大きい金額にはなっているんですが、不用額の理由としましては、地元要望により夜間工事から昼間工事への変更することによる工費の削減と、建設資材の変更による施工単価の削減、さらには基礎工事の仮設ホームの変更による工事の削減、もう一つ、エレベーターの搬入方法による変更の工費の削減等により、合計で7,600万円ほど削減したという形になります。

 

《せんごくの杜について》

◆南野敬介委員

ありがとうございます。

続きまして、117ページのせんごくの杜のところです。

中川委員、堺谷委員と重なる部分は省略させてもらいたいと思うんですが、ちょっと今のやり取りを聞いていて、僕の聞きたかったことであれっと思ったのは、ドローンフィールドのやつで、夜間のドローンを飛ばしてというやつを、その現場で立入りはできへんというのは、それは分かりますが、夜間でやるドローンというのは結構遠くから見られていて、貝塚の多分浜手のほうからも見られているようなイベントやなというふうに思っていて、今後、あれは実験的に恐らくやったんやと思うが、夜間のああいったのを市としては認める方向であるんかどうかというのをお聞かせください。

 

◎公園緑地課長

ドローンショーの夜間飛行に関しましては、内容を協議いたしまして、できるだけ実施に向けて協議を進めていく体制でおります。

 

◆南野敬介委員

それと、ドローンフィールド活用のところで、市は貸し出すほうやから、市の主催では使えへんというような答弁があったと思うんですが、果たしてそれでいいんかなと実は思っていまして、ドローンフィールドを365日使うているわけじゃないが、あれを、ドローンとかクリケットを宣伝して、貝塚市をアピールするために、市の事業があっても僕はいいと思うんです。でも、さっき課長、市の事業は考えていませんというふうに言い切りましたんで、果たしてそれでいいんかな。

今後、80周年のときは市の冠事業でいろいろやったりとか、あったかも分からないですが、市があのドローンフィールドをアピールするために、市事業を僕はやっていくべきやと思うんですが、その辺の考えはいかがですか。

 

◎都市整備部長

すみません、先ほど課長のほうが、あくまで施設の管理者としての立場で発言をしてしまいました。市の立場としてご回答させていただきますと、当然、市の中での関係部署が一同に連携して、その辺の可能性についても検討してまいりたいと、そのように考えております。

 

◆南野敬介委員

是非お願いします。

それと、あと、せんごくの杜のところで、今後のことは先ほどの中川委員とかが聞いていたので、もうあれでいいんですが、一つ気になるのが株式会社PALTACなんですよね。株式会社PALTACが止まったままになっているような気がしていて、あれって結構大きな事業で、株式会社PALTACがいろいろ整備をやってくれてあそこまでなっていて、この間、ほとんど動いているような感じが僕らには見えないんです。株式会社PALTACの誘致という意味ではどういうふうに進んでいるのか、教えていただければなと思います。

 

◎総合政策部長

株式会社PALTACの操業開始については、令和10年度開始ということで、令和6年度であったかとは思うんですが、その中で株式会社PALTACのほうと、市長のほうにも一緒に行っていただきまして、そのあたりについてもいろいろお話をさせていただいたというような次第でございます。

 

◆南野敬介委員

もう一回聞きますが、令和6年から令和10年になった主な理由って何でしたっけ。

 

◎総合政策部長

コロナの影響でありますとか、あと資材高騰の関係で、資材不足でありますとか、金額的に実際工事にあたって、今やる時期ではないかなというような判断をされたというふうに聞いております。令和10年度に開業に向けて、今、鋭意努力されているというようなお話でした。

 

◆南野敬介委員

いや、心配するのは、そうやっておっしゃっていただいているのは非常にありがたいことで、株式会社PALTACもそうやっておっしゃっていただいているんやろうなと思うんですが、令和10年というと、あと4年あるわけで、その間に何も動きがどうあるんかな。もうそのまま4年も待っとくのが貝塚市、こんな言い方はどうなんか分かれへんが、どう言うてええんか分かれへんが、何かすごく心配なんです。

あそこまで、整備までやってくれたから、撤退とかいうことはないんかなとは思うんですが、令和10年というのがまだまだ先過ぎて、ちょっと心配しているんで、その辺の心配はないと思っておいていいんですか。

 

◎総合政策部長

南野委員ご指摘のとおり、なかなか具体的な動きが見えてこないというような部分がございまして、先ほど委員おっしゃられたように、市としても正直気にしている部分もございますので、随時、状況把握といいますか、いろいろお話を進める中で、そういったことが起こらないようにというふうに努めてまいりたい、このように考えてございます。

 

《住居表示整備事業について》

◆南野敬介委員

よろしくお願いします。

続きまして、118ページの住居表示整備事業です。

何回も質問をやっているからあれなんですが、あえてこの決算で行われた住居表示の地域を教えてください。

 

◎用地課長

令和5年度の実施地域につきましては、久保の2丁目、3丁目を実施いたしました。

 

◆南野敬介委員

この久保の2丁目、3丁目をやったことによって、住居表示率というのを毎年出していると、市は多分持っていると思うんですが、どれぐらいアップしたかというのは数字として持っていますか。

 

◎用地課長

令和5年11月に実施しました久保2丁目、3丁目によって、住居表示の実施率につきましては36.4%となりまして、以前集計したのが令和3年11月の数値になるんですが、その時点と比べましたら約2.6%ほど上昇しております。

 

◆南野敬介委員

ありがとうございます。

着実にちょっとずつですが、進んでいるからちょっとずつ上がっていきますが、泉州、隣の岸和田市とか泉佐野市とかを含めても、まだやっぱり貝塚市ってちょっと低めなんですよね。よそのデータは持っていませんが、以前もらったデータでいったら低めなんで、今年の予算特別委員会でも、この間の委員会でも、今度、海塚2丁目ができるということで、着実に進んでいるのはありがたい話ですが、もうちょっとスピードを上げられへんかなというふうな率直な思いがあるんですが、今後の市の考え方についてお答えください。

 

◎用地課長

今後につきましては、来年度、堤のチェックを実施するために、今年度、基礎調査を行っております。

また、その後につきましては、また地域住民などとの協議を進めながら、時期等についても検討していきたいと考えております。

 

◆南野敬介委員

よろしくお願いします。

住居表示をする地域というのは、ある程度しようと思っている地域って決まっていましたよね、何と言うたかちょっと忘れたが。

それで、それ以外のところでどこまでするかというのは全部できてからになるんかも分からへんですが、貝塚市としてはやっぱりある程度広げていかなければ僕はいけないかなというふうに思っているんですが、その地域指定の今後の在り方というか、考え方というか、今現在、貝塚市で何か考えていることがあったら教えてください。

 

◎用地課長

住居表示の実施地域につきましては、住民や地域の町会などと住居表示を実施することによるメリットなどを説明しながら、同意をいただけたところについて順番に進めてきているところではございますが、現在、その協議がある程度整っているというところが、来年度実施する予定の堤と、あと、ちょっと途中で止まっているんですが、久保のほうである程度協議が整っているところとなっております。

その他の地域につきましては、まだ町会だったりとか、住民との話合いなども実施しておりませんので、今後はまたその辺についても計画的に考えていきたいと考えております。