※少し長文となります。お暇なときにお読みください。

今日は予算特別委員会3日目です。

今日は水道・病院などの企業会計が審議される予定。

終了後、予算について承認するかどうか議論されます。

で、本題です。

昨日の第2日目にまたまた市民ネット貝塚よりパフォーマンスとも思える提案が

市営プールの解体工事予算を削減する修正案が提案されました。

少し経過を書きます。

貝塚市内には市営プールが5つありました。

学校水泳でも利用されていました。

しかし、老朽化も進み、市内に民間企業が温水プールを設置する運びとなったことから、その企業と交渉を進め、学校水泳等も受け入れていただくことになりました。

このメリットは、天気に左右されること無く学校水泳が行われること。

これにより水泳授業の日数がこれまで以上に確保できます。昨年は120時間ちゅう43時間が天候等の理由で水泳授業が中止となったそうです。

このことが大きな理由の一つです。

それと年間利用者も年々減少したことや、年間維持費・補修費用も膨大になるとお聞きしました。

もう一つ。

昨今の酷暑の影響で気温が上がりすぎプールを閉めざるを得ない状態も発生したことも上げられます。

総合的に判断し、5つある市営プールのうち1つを残して廃止する条例が12月議会で賛成多数(賛成:新政クラブ・自由市民・公明党・維新の会 反対:市民ネット貝塚・無会派(共産))で可決されています。

この前提を受けて、昨日の予算特別委員会で廃止された市営プールの解体工事予算について、市民ネット貝塚の川岸議員が「残る市営プールが一つで、もし故障などあったらどうするのか?今年1年様子を見て早急に解体するのはおかしい」と言ってこの予算を外した「修正予算」が提案されました。

議論の中で、解体工事が始まるのは2020年の秋以降となる予定であることが明らかになっています。

夏を過ぎてます。

川岸議員が言う「何か問題が発生した時の対応」というなら、対応を可能にする条例を制定するなど別の方法があるのではと田中議員より質問されましたが、その事を認めようとしません。

川岸議員は「プールの廃止に反対ではない」といいましたが昨年12月議会で反対したのは川岸議員が所属する「市民ネット貝塚」です。

質疑のやり取りの中で本当は反対というニュアンスも述べていました。

ここまでくると、私自身、何がなんやらわかりません。

結果

市営プール解体費用を削除した修正案は賛成少数(川岸・平岩議員賛成)にて否決はされましたが、もうパフォーマンスに走るのはやめてもらいたいですね。