この間ニュースやネット等騒がせています貝塚市の事。
これまで議会内で起こった事等について自分の考えなども書くようにしていました。
今回は若い時からお世話になった方の事。一緒に様々な取り組みを進めてきた方の事なのですが、「闇献金」「裏金」という言葉も独り歩きしそうですし、貝塚市の為にも私の考えは書いておいた方がいいと思いました。
まず今回の記事で疑問に思ったこと。なぜ市長の事が出てきたのか?
ご自身の不手際(といっていいのか)に他人を巻き込んだことの意味がわかりません。
事のきっかけになったことについては個人的な事ですので私は何とも言えません。
しかし今回の事で藤原市長からの「闇献金」や「裏ガネ」という言葉が出てきています。
これについては私自身がお聞きした話しですがこれまで市長を応援してきた立場でもありますし知りうる範囲で説明しておかないといけないと思っています。
今回3回にわたって合計100万というお金が藤原市長から今井さんへ渡ったとされています。
1回目は市長が初めて選挙に出た時に今井さんと対談した内容を今井さんの後援会新聞に掲載するという事で新聞印刷代を市長にも負担してほしいという事でした。
お互いが負担し合って新聞を作成することはよくある話です。
しかし、選挙前のバタバタした時と初めての経験だったという事で報告書には記載されていなかったという事です。
この件はまさしく政治活動であり、個人献金ではありません。
しかし、いくら初めの事とは言え収支報告書に記載されていない事は間違いです。
藤原市長もこのこと自体は認め反省し修正できるなら修正して報告するとしています。
2つ目の8年前の20万円については、藤原市長は全く覚えのない話との事です。
ここは今井さんと藤原市長と話が食い違っているところです。
藤原市長は、最初の取材の時、12年前、8年前の事ははっきりと覚えていなかったらしく、質問されたときにあやふやな答えをしてしまったと言います。
それもはっきり「調べます」等と答えていたら「市長も認めた」という記事にはならなかったと思います。
そして最後に今年の春の50万円の話し。
これは藤原市長の後援会から今井さんの後援会への寄付という形で処理されます。、これについては来年3月末までに提出される「政治団体収支報告書」で報告すれば何ら問題のない話です。
藤原市長より今井さんに後援会等の領収証の発行は求められております。
このような経過で、藤原市長は「闇献金ではない」と説明されています。
各メディアなどにも説明はされているのですが、ニュースなどではどうしても全部放映される事はありません。
ですので私も含めこれからも事実として説明はさせてもらいたいと思っています。
さらに、先日朝日新聞に橋下法律事務所のコメントして「今井さん個人ではなく政治団体での授受である」と掲載されていました。このことからも「闇献金」「裏ガネ」という事にはならないと思っています。
いずれにしても、当初の政治団体収支報告に「機関紙発行事業」に掲載されていなかったのは事実ですので、藤原市長にも大いに反省していただき、今後報告書に記載漏れのないようにしていただきたいと思います。