第1回定例会を振り返って(賛否の分かれた議案について)
※長文となりますのでお時間のある時にお読みください。
3月27日第1回定例会が無事終了しました。
その中で賛否の分かれた議案が3つありました。
私は議長職を務めているため、採決には加われませんが、私の考えも書いてみたいと思います。
①市長、副市長等の給料、手当及び旅費に関する条例の一部を改正する
 令和5年12 月25 日の貝塚市特別職報酬等審議会の答申を尊重し、市長、副市長等の給料月額を改定するため、本条例を改正しようとするもの。
〇給料月額の改定
・市 長 (現行)912,000円→915,000円
・副市長 (現行)789,000円→791,000円
・教育長 (現行)703,000円→705,000円
・病院事業管理者
     (現行)789,000円→791,000円
②貝塚市議会議員の議員報酬、費用弁償等に関する条例の一部を改正する
 令和5年12 月25 日の貝塚市特別職報酬等審議会の答申を尊重し、本市議会議員の報酬月額を改定するため、本条例を改正しようとするもの。
〇報酬月額の改定
・議 長 (現行)589,000円→602,000円
・副議長 (現行)561,000円→563,000円
・議 員 (現行)523,000円→525,000円
私の考え①②とも
「報酬等審議会」で審議していただき決定したものです。
「報酬等審議会」設置については、議会の総意で設置をお願いし、議論いただきました。
「報酬等審議会」にゆだねることになった経緯は・・・
これまで議員の報酬については、議員自ら削減等提案する事が多かったと思います。
そのおかげで、各会派それぞれ、例えば5%削減、10%削減、30%削減と可決できない数字を上程し、どの案も否決される事がありました。
しかし、後になって「私たちは〇〇%削減を提案したが、否決された」といったように発信することもありました。
そんな現状を何とかしようと「議会改革検討会」等で議論し、議員自ら報酬を提案するのではなしに、「報酬審議会」に決めていただこうということで今回報酬審議会が開催されました。
決して議会・議員から「報酬を上げてほしい」等とは言っていません。
現職の議長としてはっきり申し上げます。
そして今回の報酬審議会の答申は市長や議員の報酬がアップとなりました。
報酬審議会の答申の最後に
「5答申にあたっての審議会の意見」に、特別職の報酬等の額については社会経済情勢等に的確に対応したものである必要があると考えるため、今後も定期的な時期に審議会を開催し、大阪府下の状況を参考にするなど適切な水準で検討することが望ましい。
 また、その際には審議会の意見を尊重され答申通りに改定されることを強く望みます。
とあります。
「答申通りに決定」という言葉を重く受け止めなけれならないと考えています。
反対された方のSNSに「報酬増額には多様な意見、考えがありますが、議員の立場を利用して自らの報酬を引き上げる。」と書かれていましたが、これは間違いです。
議員の立場を利用もしていませんし、自らの報酬を引き上げていません。あくまで報酬等審議会の答申を守っているだけです。
以前の答申で報酬が下がりました。報酬が下がった答申が出るのであればそれに従います。
当たり前ですよね。
また反対討論の中で全国平均より高い報酬額とおっしゃっていたように思います。
全国的には物価などもばらばらで、大阪などは高いほうだと思います。
公務員も地域によって物価など考慮され手当てが決められています。
北海道から沖縄までの平均と比べるのは無理があります。
報酬等審議会の答申の中に「大阪府下の状況を参考にするなど適切な水準で検討することが望ましい。」と意見されました。
大阪府下の水準で検討されたことだと推測されます。
よって私は議員自らが議員の報酬を議論するのではなく「報酬審議会」の答申を守るべきという考えのもと、この2つの議案に対しては賛成です。
①②とも賛成10 反対6となり可決となりました。
③貝塚市長寿祝券条例を廃止する
 長寿祝券の贈呈を廃止し、長寿を祝う事業の見直しを行うことにより、高齢者施策の再構築を図り、もって身近な地域の相談業務の充実その他全ての高齢者に対するサービスの向上を図るため、本条例を廃止しようとするもの。
私の考えは、
この条例に関しては現在支給している長寿祝い券を廃止するものです。
予算特別委員会で「長年にわたり社会に貢献してきた高齢者を敬愛し、その長寿を祝福するとともに、市民の敬老思想の高揚を図るというこの条例の目的を考えると、大幅な見直しではなく、市民の皆様の声を聴きながら再構築すべきと」意見がつけられました。
私はこの意見に同感ですので③については反対です。
③については、賛成6 反対10で否決となりました。