※長文となります。
【樽谷庄道議員と維新の会貝塚市議団へ公開質問状提出】
本日の午前中、樽谷庄道議員と、大阪維新の会貝塚市議会議員団代表の中川代表にそれぞれお越しいただき、公開質問状を手渡しさせていただきました。
これは、第1回定例会の「議員報償費などに関する条例の一部を改正する条例制定の件」に対する樽谷議員の反対意見及びその後のSNSでの発信について、維新の会以外の全議員(南野・阪口勇・小谷・堺谷・前園・谷口・田畑・出原・食野・阪口芳・川岸)からの「公開質問」を手渡したものです。
その質問内容は
「反対討論について」
①「答申に対して、私は反対する立場をとらせていただきます。今回の答申がその目的に沿っていないと考えるからです」と討論されています。
報酬等審議会は、「議会の議員報酬並びに市長及び副市長等の給料の額等について」、市長の諮問に応じて調査審査するために設置されたものです。答申が目的に沿っていないということの意味すら理解できません。
「その目的に沿っていない」とは何ですか?明確にお答えいただきたい。
②「市民の声がしっかりと提供され、反映していると思いません」と意見されていますが、市民公募委員が入っています。審議会そのものが市民の意見を反映していると考えます。
見解をお聞かせください。
「樽谷庄道議員SNSについて」
3月27日付SNS
①「市民の声を反映させる昨年4月の市議選挙の折、何故か報酬アップ、ボーナスアップを訴えず、昨年末には厚生年金に加入したいと意見書を出し、多数決の結果、可決成立となりました。」とあります。
「報酬アップ、ボーナスアップと訴えず」とあります。
我々の認識としては「あたりまえ」です。我々は「報酬審議会の答申」及び「人事院勧告」を尊重するという姿勢を貫いています。
一度も「アップ」を要望などしていません。この書き方では市民の皆さんに間違った情報を広めていると考えます。
このことに対する見解をお示しください。
②「報酬増額には多様な意見、考えがありますが、議員の立場を利用して自らの報酬を引き上げる。」とあります。
何時・どこで・誰が「議員の立場を利用して自らの報酬を引き上げた」のか。そんな事実があるのかお示しください。
また、「議員の立場を利用する」とはどのようなことなのですか?
お示しください。
③3月29日SNSでは
「私のSNS (Facebookとインスタ) の発信内容について、謝罪と訂正を求められました。
私の表現の自由を侵すとても残念な行為です。」とあります。
表現の自由は確かに認められます。
しかし間違った内容や差別的な表現があると報道でも謝罪と訂正を行います。
今回の内容は明らかに事実と異なる事を掲載しています。その内容を削除・謝罪記事を求めたものです。
改めて考えをお示しください。
以上の通り質問いたしました。
4月26日期限としています。
私たちは自らの報酬は自ら決めるべきなく「報酬審議会」や「人事院勧告」に従うべきと主張しています。
ゆえにそれぞれで報酬などが削減された時もそれに従いました。
今回も同様の対応をしたものです。
私たちはこの間、自分たちで報酬をアップしてほしいなんて一度も言ったことはありません。
「議員の立場を利用して自らの報酬を引き上げた」という表現は明らかに事実と異なります。
また回答があり次第ご報告させていただきます。