≪登録型本人通知制度について≫

◆南野敬介議員

98ページ、戸籍住民基本台帳費のところで、本人通知制度を5年の期限も廃止し取り組んでいただいています。この決算年度で、何名の方がまず登録されているかをお聞かせ願えますか。

◎市民課長

申しわけないのですが、何名の方が登録されているかというのは資料が、申しわけございません。

◆南野敬介議員

何でわからない、それぐらいは。

◎市民課長

申しわけございません。お答えいたします。

登録件数につきましては、平成26年度末で269人となっております。

◆南野敬介議員

平成26年度で新たに269人追加ではないですね。今までで過去何年か取り組んできたので269人ですね。

◎市民課長

そのとおりでございます。

◆南野敬介議員

平成26年度で新たに申請された方、人数何人おるかわかりますか。

◎市民課長

新規登録者につきましては、平成26年度で47人となっております。

◆南野敬介議員

47人が多いか少ないかは別として、さきの議会でも条例とかありましたが、マイナンバーがこの10月からスタートすると、来年から実施ということ。

特に個人情報とか、番号でとられるとかいうことも出てくると思うので、269人といったら貝塚市全体9万人弱おる中で、269人といったらかなり少ない数字だと思うので、そういったことも含めて今後本人通知を啓発する必要があると思うのですが、市の認識はどう持っているのかをお聞かせ願えますか。

◎市民課長

まだまだ人数が少ないということですので、今後いろいろ広報等を通じまして知らしめていきたいと思っております。

◎藤原龍男市長

実は、本人通知の制度自身が本市は府下でも早いスタートをいたしました。

府下の首長が集まる大阪府市長会でも、この話が出ることがよくあります。

私も今の260人台という数字を聞いて、正直少ないなという印象を受けました。

もっと積極的にこの制度、システムを市民の人にPRをしていきたいと考えています。

≪長寿を祝う事業について≫

◆南野敬介議員

122ページ、長寿を祝う事業です。

ここに恐らく先日も開催されたと思うのですが、結婚50年の事業も入っていると思いますが、それでよろしいでしょうか。

高齢介護課長

そのとおりでございます。

◆南野敬介議員

平成26年度決算の段階で、対象者が何名で何名参加というのは数字としては上げられますか。

◎高齢介護課長

対象件数は平成26年度は117組、当日グランドホールのほうで祝宴をさせていただいたのですが、出席組が101組で、197名の参加をいただいております。

◆南野敬介議員

対象者の条件は、夫婦ともそろっている方が対象と聞いたのですが、それで間違いないですか。

◎高齢介護課長

そのとおりでございます。

◆南野敬介議員

婚姻50年を祝うということは非常にすばらしいことだなと思うのですが、例えばたまたま50年ずっとお二人で生活された方を祝う場があるのですが、離婚は別として、死別されるというケースもあるわけです。

それを長寿を祝う事業で、こういった形で行うというのは、その亡くなった方々に対しては私ら行けないというような思いがどうやらあるみたいです。

市長もよく言われるうように、50年続いてこられたことを祝いたいという気持ちは非常によくわかるので、このあり方を我々新政クラブもずっと言ってきているのですが、これから数も増えてくるであろうし、あの場所でできるのかどうかということもあるでしょうし、いろいろ考えなければならないと思うのです。

ご出席いただいた方はご存じのように、飲食が出たりということもありますので、そういったところをいつまでも続けていけるというのは、なかなか社会的にもしんどいと思うのですが、今後のこの事業をいかに進めていくのかというところ、何か考えがあるのかどうか、まずお聞かせ願えますか。

◎藤原龍男市長

担当では答弁が難しいので、私から。

今年は71組の方が参加をされました。対象は八十数組で、数が減ってきたり多かったり、その年によって違うような気がいたします。皆すごく楽しみにされているのです。

今年結婚50年だったが申込みが遅れたという人がおられて、では来年結構ですよと言って、正直言って難しんですね。

もう来年あなたないわと言うと、これまた怒られるだろうし、これについてはスタイルを改めて、例えば記念品の配布をやめる、飲食をやめるということについては、配布の品物を見直したりすることは可能だと思うのですが、グランドホールに集まっていただいて記念写真を撮り、飲食をやめるかどうかについては慎重に対応したいと思います。

確かに、よその地方自治体においてはそういう取組みをしていないところがたくさんあります。

その場合は、金婚式の該当の人を集まっていただいて記念撮影だけをしていたり、私の両親は市の施設で記念写真をしました。和泉市でしたが。

このように、金婚式をお祝いするという制度は、やはりどこの市でもありまして、その中身が若干違うので、正直言ってなかなかこの場で飲食を取りやめる、記念品をやめる、いわんや記念式典をやめるということについて即答は避けたいのですが、難しい判断だなということはご理解願いたいと思います。

◆南野敬介議員

非常に楽しみにしている方はいらっしゃるということも聞いていますし、今すぐどうこう言うつもりももちろんありません。

もし何か変わるとなったら、やはり何年後にということになっていくのと違うかなと思います。

飲食という面で、同じ形態で例えば、幾ばくか自己負担をしていただくとか、そういった方法も考えられると思うのです。

やるかやらないか、いろいろ検討をしていただいたらいいと思うのですが、そういうことも含めて今後どういうようにしていくのかというのを検討できないか、最後にお聞かせください。

◎藤原龍男市長

参加負担金をとるということになると、大変な反対運動が市民の人から起こるような気がいたします。

私の感覚だけですが、1,000円いただいても5,000円いただいても一緒で、皆、市がお祝いをしてくれているというので、喜んでいるのだと思うのです。

今から5年後にやめるとか、8年後にやめるとか、ある程度ゴールを決めることは、内部で協議をして可能だと思います。

ただ、高齢化の90歳以上の人は割合が増えるとともに、金婚式の割合が増えるかというとそうでもないような気がいたします。

晩婚化であり、単身の人が増えてくるので、もうたくさん数が増えることはないと私も思っております。

そんな中で、どういうあり方にするのか、担当の職員と意見交換をしたいと思います。

≪旧と畜場管理事業について≫

◆南野敬介議員

158ページ、旧と畜場管理事業ですが、平成26年度でどのようなことが取り組まれたのかお聞かせください。

◎農林課長

旧と畜場については、平成25年度に建物を解体したわけでございますが、その後につきましては、跡地をどうするかという整備内容についてまだ協議が調っていません。

今、現在跡地の草刈り等の管理を農林課で行っている状況です。

◆南野敬介議員

70万円も執行して、跡地をどういうようにしようとしているのかが全く見えないのです。

どう考えていますか。

◎都市整備部長

跡地の計画につきましては、隣接している公園があるのですが、それと一体利用できるよう現在公園として整備を考えております。

◆南野敬介議員

と言われて2年たったのですが、この1年何をしてたのですかと聞いているのです。その辺どうですか。

◎都市整備部長

と畜場跡地に隣接している土地にある獣魂碑に今後もお参りすることを考え、移設するかしないかで公園としての整備内容が大きく変わることから、土地所有者に借地部分の土地の協力について意向も聞き、協議していきたいと考えております。

◆南野敬介議員

協力してくれるの。

◎都市整備部長

市としましては、この土地所有者に対しまして、当該箇所だけでなく、そのほかにも解決しなければならない懸案事項があるため、現在問題点を挙げ、一つ一つ解決に向けて進めているところであります。

◆南野敬介議員

ここまで言うたら皆さんは大体わかると思うのですが、ほかはほかでいいのと違いますか?

と畜場ぐらいと言うたら失礼ですが、何でその人に気を使いながらしなければいけないのか、全くわかりませんね。

ましてやここ段になっているので、子どもとか転落したら危ない。何かあってからでは遅いと思います。

それを何で進められないのか全くわかりませんが、その辺どうですか。

◎副市長

委員ご指摘の件については、と畜場のみならず一体でいろいろな課題を抱えております。

これまでは、当該地権者のご意向も踏まえながらいろいろこちらも調整を図ってまいったところではありますが、やはりこうした状況がずっと続いている状況もございまして、今、市と当該地権者とで持っているさまざまな課題について、一つ大きく整理をしておりまして、その全体を見て今後本市としてもどういう対応していくのかということも本市の顧問弁護士さん等も含めて相談をして、やはりこれまでの対応ではなくて、違った対応、違ったオプションもいろいろ用意しながら戦略的に解決に向けて動くべく、庁内で情報収集整理をしているという状況でご理解いただければと思います。

◆南野敬介議員

当該地主さんがおることはよくわかっているのですが、そこを避けてほかのと場の跡地、その人だけではないです。そこから整理したらいい話違いますか。

◎都市整備部長

と畜場がありました場所につきましては、市の所有地となっております。

ただ、その土地と隣接している獣魂碑のある土地がありまして、隣接しているため、その辺の土地の境界も含めまして問題がある状況になっております。

◆南野敬介議員

問題があるって何が問題なのかよくわからりませんが、多分広くやっていきたいのでしょう。

でも市の持っている土地だったら自由に、別にその地権者に何の気を使わなくてもできるわけでしょう。

後は市のやる気というか、ほかのその周りの土地の公園とか、市営住宅の関係を整備したら済むだけの話と違いますか。そうではないのですか。

◎都市整備部長

ただいま借地している場所は獣魂碑がございまして、獣魂碑をそのままにしておくか、移設してその旧と畜場跡地に持っていくかということもまだ決まっていませんし、決まっていないことからその公園の詳細の整備については、詳しく設計できないということもあります。